英国プレミアム旅行書「スタイルシティ」ソウル版を発行、アジアで最初 ソウルがアジアの都市としては初めて、英国の芸術教養書専門出版社、テムズ・アンド・ハドソン(Thames&Hudson)が発行するプレミアム都市旅行書「スタイルシティ(Stylecity)」の主人公に選ばれました。「スタイルシティ」は、2003年からロンドン、パリ、ニューヨーク、ローマなど、質の高い文化と観光資源の豊富な11ヶ所のスタイリッシュ都市を選んで出版してきたシリーズで、これまでに50万部以上が販売され、アジアの都市としては初めてソウルが紹介されました。
通りの風景、宿泊施設、料理、ショッピングなど、スタイリッシュなスポットを紹介 「スタイルシティ・ソウル」は、英国出身の旅行作家マーティン・ザトコ(Martin Zatko)が約2ヶ月間ソウルに滞在して取材した結果、外国人に人気のあるスタイリッシュなスポットを紹介しています。まず、△三清洞(サムチョンドン)-北村(プクチョン)-釜岩洞(プアムドン)-城北洞(ソンブックドン)△狎鴎亭(アックジョン)-清潭洞(チョンダムドン)-街路樹(ガロス)通り△梨泰院(イテウォン)-漢南洞(ハンナムドン)-厚岩洞(フアムドン)など、6つのエリアを「Street wise」に分け、それぞれのエリアのスタイリッシュなスポットだけを選定し、多くの写真を交えて洗練された構成で紹介しており、まるで写真集を髣髴させるような仕上がりになっています。△宿泊(Sleep) △レストラン(Eat) △バー&パブ(Drink) △ショッピング(Shop) △周辺観光地(Retreat)は別のコーナーでまとめて紹介しています。
現代風の施設と過去の文化ルネサンスの共存がソウルの最も大きな特徴 この書物で作家マーティン・ザトコは、急激な経済発展による最新の現代式施設と過去の文化ルネサンスによる伝統の共存をソウルの最も大きな特徴として挙げています。また、一般的なガイドブックとは一線を画し、滞在日程に合わせたコースの提案や一般的なスポットの紹介ではなく、トレンドを反映したホテル、レストランなどのスタイルに焦点を合わせて情報を提供しています。
たとえばレストランの紹介では、味や値段に関する基本的な情報以外にもインテリア・ポイントや、南山(ナムサン)公園の麓にあるため素敵な夜景が鑑賞できるといった詳細な情報まで提供しています。「狎鴎亭-清潭洞-街路樹通り」エリアについては、最新のデザイン、世界の高級料理、韓国風の特徴が融合した「neo-Korean」という独自のスタイルを目にすることができると紹介しています。「三清洞-北村洞-釜岩洞-城北洞」エリアについては、伝統の美に触れることができるカフェ&飲食店とアートギャラリーを取り上げ、ソウルの美術的感覚を紹介しています。
ソウル市の関係者は、「アジアの都市としては初めてソウル市がスタイルシティの主人公になったことは、ソウルが世界的な観光都市として認められた証拠だ。韓流によってすでに高い認知度を得たアジアだけでなく、ヨーロッパや米国にもソウルの魅力を広くアピールできるよい機会であり、有名旅行ガイドのソウル編の発行をこれからも促していく計画だ」と述べました。
スタイルシティ・ソウルは、テムズ&ハドソンの世界的名声と配給ネットワークを活かして配信・販売され、これによって世界の文化知識人にプレミアム観光地としてのソウルのイメージをアピールし、ソウルの魅力が効果的に広報されることを期待しています。