<チョンゲチョン(清渓川)-2024ソウル・ランタンフェスティバル>
ソウル施設公団が運営するさまざまな施設が、映画やドラマ、バラエティ番組の主要ロケ地として定着しており、文化とコンテンツが調和する新たなスポットへと発展しつつある。
ソウル施設公団は、公団が運営する施設において、2024年の1年間にドラマや映画など計181作品の撮影が行われたと発表した。これは、公団が撮影件数の集計を開始した2013年以来、歴代最多となる。
ソウルを代表する観光スポットであるチョンゲチョン(清渓川)は、2024年に撮影が最も多く行われた場所である。tvN『ソンジェ背負って走れ』、Netflix『愛をこめて、キティより』をはじめ、多様なドラマ、バラエティ番組など計80編がチョンゲチョン(清渓川)で撮影された。
ソウル子供大公園も、家族向け番組やバラエティのロケ地として人気を博した。MBC『遊ぶなら何する?』、『私は1人で暮らす』、EBS『ジャイアントペンTV』など72件の撮影が行われ、名実ともに撮影スポットとして定着した。その他にも、コチョク(高尺)スカイドーム、カンナム駅地下商店街、マポ(麻浦)遊水地公営駐車場、チョンホ(千戸)公営駐車場などが多数の作品に登場して、多彩な背景を提供している。
ソウル子供大公園
コチョク(高尺)スカイドーム
撮影が最も多く行われた季節は春と秋だ。4月と5月は各々23件、10月と11月には18~19件が行われ、比較的暖かい時期に多数の撮影が行われた。夏と冬は撮影が相対的に少なかった。
撮影の性格を見ると、124件(68.5%)が商業撮影、映画、ドラマ、CF、バラエティなどの撮影が過半数に達した。
なお、ソウル市内で商業目的の撮影をするためには、ソウル映像委員会(https://seoulfc.or.kr/Main/)へ事前に申し込み許可を得る必要がある。ソウル施設公団は、市民の日常の不便を最小限に抑えるため、施設内での許可されていない撮影は禁止している。
* 画像出典:ソウルハンカット https://news.seoul.go.kr/gov/seoul-one-cut/gallery?selectSize=24&fetchStart=1&schValue=%EC%B2%AD%EA%B3%84%EC%B2%9C&seq=309