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経済ニュース

  • ソウル、世界300都市のうち「創業しやすい都市」9位にランクイン…過去最高順位

  • ソウル市総合ニュース SMG 666

    • グローバル・スタートアップ・エコシステム評価機関のスタートアップ・ゲノム(Startup Genome)が発表(6月10日)…ソウルは300都市のうち9位にランクイン
    • 資金調達部門でアジア都市の中で1位、ビジョン2030ファンドなど投資氷河期を乗り越える努力の成果
    • ソウルの得意産業として「AI・ビッグデータ・アナリティクス、バイオ、先端製造業・ロボット産業」を選定

    ソウル市は世界の都市の中で「創業しやすい都市」9位に選ばれた。これは過去最高の順位で、ソウルのエコシステム価値(Startup Ecosystem Value)は2021年の54兆ウォンに比べ5倍以上増加した308兆ウォン(2,370億ドル)に達するものと評価された。

    グローバル・スタートアップ・エコシステム評価機関であるスタートアップ・ゲノム(Startup Genome、米国)は6月10日(月)(ロンドン現地時間)、世界300都市を対象に実施した調査結果をまとめた「グローバル・スタートアップ・エコシステム・レポート(Global Startup Ecosystem Report 2024)」を発表した。ソウルは世界300都市の中で過去最高順位の9位にランクインした。これはヨーロッパを代表するスタートアップ都市のパリ(14位)とベルリン(15位)よりも高い順位となる。

    今年の「グローバル・スタートアップ・エコシステム・レポート」によると、ソウルは5つの評価項目のうち、①資金調達(10点)、②パフォーマンス(9点)、③人材と経験(9点)、④知識(9点)の4項目で10点満点の9点以上を獲得し、非常に高いスコアを記録した。さらに、⑤市場リーチ項目では2023年の1点から大幅に上昇した7点となった。

    特に10点満点を獲得した資金調達項目では、パンデミック以降、長期間続いた投資氷河期にもかかわらず、アジアで1位、世界で5位という最高レベルの競争力が認められ、注目に値する。ソウル市が独自のファンドを組成し、バイオ・人工知能・創造産業などに積極的な投資を行った点が高く評価された。

    これは2023年から「ソウルビジョン2030ファンド」を通じて2024年3月まで1兆3000億ウォンを組成するなど、持続的な投資支援に努めた結果だと考えられる。ソウル市は今後、「ソウルビジョン2030ファンド」の規模を2026年まで5兆ウォンに拡大するなど、政策金融の支援を持続的に拡大する方針だ。

    グローバル・スタートアップ・エコシステムTop20

    グローバル・スタートアップ・エコシステムTop20
    順位 2020年 2021年 2022年 2023年 2024年
    1 シリコンバレー シリコンバレー シリコンバレー シリコンバレー シリコンバレー
    2 ロンドン、ニューヨーク ロンドン、ニューヨーク ロンドン、ニューヨーク ロンドン、ニューヨーク ロンドン、ニューヨーク
    3
    4 北京 北京 ボストン LA LA、
    テルアビブ
    5 ボストン ボストン ベルリン テルアビブ
    6 テルアビブ、LA LA LA ボストン ボストン
    7 テルアビブ テルアビブ 北京 シンガポール
    8 上海 上海 上海 シンガポール 北京
    9 シアトル 東京 シアトル 上海 ソウル
    10 ストックホルム シアトル ソウル シアトル 東京
    11 ワシントンD.C. ワシントンD.C. ワシントンD.C. ワシントンD.C. 上海
    12 アムステルダム パリ 東京 ソウル ワシントンD.C.
    13 パリ アムステルダム サンディエゴ ベルリン アムステルダム
    14 シカゴ トロント、シカゴ アムステルダム アムステルダム パリ
    15 東京 パリ 東京 ベルリン
    16 ベルリン ソウル 北京 サンディエゴ マイアミ
    17 シンガポール ストックホルム、シンガポール トロント トロント シカゴ
    18 トロント シンガポール パリ トロント
    19 オースティン 深圳 シカゴ シカゴ サンディエゴ
    20 ソウル オースティン シドニー シドニー、バンガロール シアトル

     

    評価項目及びソウルのスコア(各項目10点満点)

    評価項目及びソウルのスコア(各項目10点満点)
    連番 評価指標 割合 評価内容 スコア(/10点)
    2023 2024
    1 パフォーマンス
    (Performance)
    30% – Exit(投資回収)企業数、規模、スピード
    – シリーズC/A、B/Aラウンドの割合など
    7 9
    2 資金調達
    (Funding)
    25% -投資家の規模、経歴など
    -初期段階の投資規模、数など
    8 10
    3 市場リーチ
    (Market Reach)
    20% -世界の先進企業数
    (ユニコーン企業、企業価値1兆ウォン以上など)
    – シリーズA資金の割合、$50M以上EXIT企業
    -国内市場規模(当該国のGDP関連)
    -知的財産権の事業化など
    1 7
    4 経験と人材
    (Experience& Talent)
    20% -技術創業及びExitの経験、英語運用能力
    -ソフトウェアエンジニアの平均年収
    – STEM(科学・技術・工学・数学)専攻者
    – 国際学会において認められた論文の業績
    7 9
    5 知識
    (Knowledge)
    5% -研究成果(バイオ分野)
    -特許(出願率、技術の複雑性)など
    8 9
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