世界100のレジリエント・シティ(100 Resilient Cities、以下「100RC」という。)はロックフェラー財団の100周年記念プロジェクトとして、ロンドン・パリ・モントリオール・ニューヨークなどの世界主要100都市が加入しており、ソウルは2016年5月、約9倍もの倍率をくぐりぬけて選定された。
100RCは、災難そのものだけを分析するのではなく、社会的な流れから原因を把握し解決策を求めている。またその実現に向け、加入都市に対して総責任者(CRO、Chief Resilience Officer)の雇用費用や専門のコンサルティング、ソフトウェアなどを支援し加入都市のレジリエンスを増進させている。
ソウル市は100RCの非営利部門パートナーであるPalantir、EPA、Microsoft、THE WORLD BANKなどからレジリエンス強化計画の策定及び実行に必要なリスク管理技法、ビッグデータ活用及び分析手法などの支援を受けられると期待している。