ソウルで「展望が良い道はどこですか?」、「森が良い道はどこですか?」という市民たちの質問に答えしようと、ソウル市内のテーマがある遊歩道40か所を選定して＜ソウル、テーマ遊歩道Ⅱ＞を発刊した。「歩く都市、ソウル」事業の一環として、2016年までに計80か所のテーマ遊歩道の選定を完了した。

今回の「テーマ遊歩道」は森が良い（28か所）、渓谷が良い道（2か所）、展望が良い道（5か所）、歴史文化の道（5か所）に区分して40か所を選定した。

＜森が良い道＞のうち「テモサン（大母山）林道」は、華やかな都市の風景と自然が調和した林道で、森から都市を見る感じなのでさらに魅力的な道である。

＜渓谷が良い道＞のうちソチョ（瑞草）区の「チョンゲサン（清渓山）ウォントコル遊歩道」は、四季ごとにいつも澄んだ水が漲っている。柔らかい土を踏みながら散歩することができ、道には朝鮮松の森があって独特な松の香りを楽しむことができる。

＜展望が良い道＞のうちマポ（麻浦）区の「ノウル公園道」は、ソウルで一番美しい夕焼けを見ることができる公園だ。広い芝生に置かれている椅子とあずま屋でしばらく休息を取り、家族や友達とキャンピングを楽しむこともできる。

＜歴史と文化がある道＞のうち「マンウリ（忘憂里）脇道」は、韓国の開花期、日帝強占期、韓国戦争を経て、有名人だけでなく無名の庶民が残した碑石を通じて過去と現在が絶妙に交差しているのを感じることができる。

＜ソウル、テーマ遊歩道Ⅱ＞は、2017年1月末にソウル市庁の本館地下1階にあるソウル本屋で一冊当たり3,000ウォンで販売する。また、http://ebook.seoul.go.krから無料ダウンロードもできる。

ソウル、テーマ遊歩道(Ⅱ) 40か所