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文化/観光ニュース

  • セウン(世運)商店街の印刷職人×青年デザイナーの5作品を市民投資で発売

  • ソウル市総合ニュース SMG 931
    ソウル市は、セウン(世運)商店街一帯の印刷職人たちの熟練した技術、そして青年デザイナーたちの創意的なアイデアと感覚的なデザインを融合して誕生させた5作品を公開した。これらの作品は、市民投資(クラウドファンディング)によって発売となる。 ○ 「運んでいく印刷通り」:印刷通りを代表する運搬機械である「三輪バイク」と「フォークリフト」をペーパークラフトで作れるキット、運送業者のインタビュー、チュンムロ(忠武路)の印刷通りにある運搬機械の写真などが収録されているアーカイブブック、三輪バイク型のバッジで構成されている。

    「セウン(世運)商店街の路地探求」:青年たちが使い捨てフィルムカメラでチョンノ(鍾路)やウルチロ(乙支路)からトェゲロ(退渓路)までの路地を撮影したポストカードブックと、セウン(世運)の路地をテーマにデザインした使い捨てフィルムカメラで構成されている。ポストカードの一部には、路地一帯の職人たちのインタビューも収録されている。

    「Inket×Plant kit」:新しくデザインしたペイント缶型の鉢植えで、誰でも簡単に家で多肉植物を育てることができる。鉢植え以外にも、ペイント缶を他の用途にアレンジできる説明書も同封されている。

    「思い出ノート」:セウン(世運)商店街やウルチロ(乙支路)一帯で見られる産業群をテーマにデザインした3種のダイアリーセット。絵日記、ディクテーション、生活計画表をモチーフとしたダイアリーをはじめ、シールブック、テンプレート定規、デザインテープで構成されている。

    「彫刻集」:セウン(世運)商店街一帯で見聞きできる音や事物の質感をデザインで表現したポストカードブック、ポスター、シール、アクリルコースターのセット。

    商品はすべてセウン(世運)商店街独特のアイデンティティや特徴を活かしており、印刷通りで作られる製品と同じ工程(出力、印刷、製本、後加工)を経て作られた。 今回のプロジェクトは「セウン(世運)商店街群を記念する」というテーマを持つ都市再生事業の一つとして推進された。都心製造業に続き、印刷分野の職人と若者がコラボレーションした最初の例だ。ソウル市は、ソウル所在の印刷企業が密集しているセウン(世運)商店街一帯の印刷産業の競争力を強化するため、今回のプロジェクトを企画した。2020年9月、「セウン(世運)で作ろう:セウン(世運)記念品」コンテストを開催し、13人の青年デザイナーを選抜した。そして地域の印刷企画会社とマッチングし、5つの試製品の製作をサポートした。 5つの試製品は2021年1月11日(月)~2月1日(月)、クラウドファンディング・プラットフォーム会社「tumblbug」公式ホームページ(https://tumblbug.com/collections/makeinsewoon2021)を通じて、製品別に一定数以上を達成すると、製品化・販売となる。詳しい内容は「tumblbug」公式ホームページの「セウン(世運)で作ろう:セウン(世運)記念品」ページ、または「タシ・セウン(再び世運)プロジェクト」ホームページ(sewoon.org)から確認できる。