コロナ時代、疲れきっている私たちを美味しさで慰めてくれる食べ物は何か。ソウル市が全国1万人を対象に「私を慰めてくれる食べ物・コンポートフード10選」を調査した結果、「トッポッキ」が第1位に輝いた。その後をチキン、キムチチゲ、サクギョプサル、サムゲタンなどが続いた。とくに、今回調査に参加した市民のほとんどが、「お母さんの味だから」「子どもの頃、お母さんがよく作ってくれたから」などを理由にあげ、「お母さん」と「食べ物」が、「慰める」ことに連想させられることが目を引いた。
さらに、ソウルに住む外国人50人の選んだ「私を慰めてくれる食べ物」の順位が、韓国人の好みとさほど違わないことが興味深かった。この結果を受け、ソウル市は、私たちが普段好きな韓国料理が最高のグローバル戦略であることを再認識することができた。今後、外国人観光客に合わせたコンテンツを制作する際に参考にする計画だ。
また、ソウル市はトッポッキやチキンなど「私を慰めてくれる食べ物10選」のメニューをイラストレーターとコラボしてキュートなスタンプで制作する予定。観光特区中心のイベントに参加する飲食店を訪問した利用客に、カカオトークのスタンプを無料提供することで、イベントを盛り上げるとともに、ちょっとした楽しみもお届けする。
一方、ソウル市は、新型コロナウイルス感染症により売上が激減したソウル市内の観光特区との共生プロジェクトを準備している。「Taste of Seoul」の期間中(11月11日~15日)、ソウル市は従来のテイクアウト・配達サービスを行ってこなかった飲食店に対し、パッケージシステムや環境にやさしい弁当パッケージシステムをサポートすることで、小規模の飲食店の売上アップに実質的な貢献を目指す。
さらに、新型コロナウイルス感染症と全力で戦っている医療スタッフやボランティアのために、さまざまなプログラムを行う予定だ。
○ 各プログラムに関する詳しい内容とスケジュールは、10月19日(月)から「Taste of Seoul」ホームページ(
https://www.tasteofseoul.visitseoul.net)やFacebook(
https://www.facebook.com/tasteofseoul2020)、Instagram(
https://www.instagram.com/tasteofseoul2020)で確認することができる。