ナムサン・ハノンマウル(南山韓屋村)は、オンライン展示とパフォーマンスを融合させた観客参加型オンライン展示「接続待ち、接続待ち、接続待ち、接続」を、2020年12月6日から31日まで開催する。ゲームと公演を組み合わせた新しいタイプの展示で、家ごもりが日常になって疲れた人々に、新しさとデジタル文化体験を提供する。
ナムサン・ハノンマウル(南山韓屋村)を舞台にして作られたバーチャルスペース「ナムサンゴル」の島に説話的要素を取り入れた本展は、ゲーム「あつまれ どうぶつの森」をベースにしている。非対面が日常になっている状況の中で、世界とのコミュニケーションの窓口の役割を果たしていると話題になっているゲームだ。
本展は、大学生ライター集団であるアートコミュニティ「Zerogram」が構想を練った。オンラインパフォーマーとして参加するライターたちは、サイバー世界の精霊キャラクターとなってバーチャルスペースで観客と出会い、この仮想の「ナムサンゴル」の島に招待された観客とともに島から脱出するために力を集める役割を果たす。
本展は、ゲームとオンラインという若者世代に支持されているデジタルメディアを通じて、新型コロナで以前のようにナムサン・ハノンマウル(南山韓屋村)を訪れることのできない人々に、韓屋村の新しい一面を紹介するとともに、さまざまな体験とコミュニケーションの空間へ人々を誘う。
また、「接続待ち、接続待ち、接続待ち、接続」への参加を希望する場合、オンラインで予約した上で各自のゲーム機で直接参加することができる。ゲーム機がなく参加できない場合は、2020年12月5日(土)と6日(日)16時に、ナムサン・ハノンマウル(南山韓屋村)YouTubeでライブ配信される公演を楽しむことができる。
公演後の2020年12月6日からは「ナムサンゴル」の島の中にサイバー展示館が設けられ、ゲームのアドレスを訪れると、観客はメインシーンやゲーム参加者が残した記念写真を見ることができる。また、「ナムサンゴル」の島のスポットを巡り、QRコードで再生できるメインスポットの映像を視聴すると、グッズ(アイテム)がもらえる。
本展に関する詳しくは、ナムサン・ハノンマウル(南山韓屋村)ホームページ(
www.hanokmaeul.or.kr)、または本展ホームページ(
zerogram.cargo.site)から確認することができる。プロジェクト全体の概要、そしてゲームに接続しなくてもオンライン展示を楽しむことができるよう、公演の映像とイベントなどを2020年12月31日まで提供する予定だ。