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スマートシティニュース

  • グローバルスマートシティのチャンピオンを決する…第3回ソウルスマートシティ賞の公募を開始

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    • 5月30日まで、世界中から優れたスマートシティ革新プロジェクトを公開募集
    • プロジェクト(人中心、技術革新)、リーダーシップ、特別賞の部門に分けて計21個授賞
    • 授賞式はSLW 2025(9月30日~10月1日)と連携して開催、世界の市長団と専門家が出席予定
    • 受賞者には広報館など都市及びプロジェクトを広報する機会や能力強化プログラム等を獲得

    ソウル市は、5月30日まで、世界中の地方自治体、機関、企業及び個人を対象に、最高のスマートシティ革新政策を選ぶ「第3回ソウルスマートシティ賞(Seoul Smart City Prize)」の公募を行うことを発表した。

    第1回の公募には、米ロサンゼルス、スペイン・マドリード、ブラジル・サンパウロなど47か国93都市から240件の応募が集まり、2024年には英国ロンドン、フィンランド・ヘルシンキ、アラブ首長国連邦アブダビなど58か国123都市から、人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)、デジタルツインなど多様なスマート技術を活用した計216件のプロジェクトの応募があり、熾烈な競い合いを繰り広げた。

    結果、2024年にはフィリピン・バギオの「保健ガバナンスシステム(BIAG)」とアイスランド・レイキャヴィークの「デジタルトランスフォーメーションを通じた学校システムの改善」が金賞を受賞している。

    今回の公募は、▲プロジェクト部門16件(人中心8件/技術革新8件)、 ▲リーダーシップ部門2件、▲特別賞部門3件の、合計計21の部門で競い合う。特に、プロジェクト部門では高齢層、障害者等の社会的弱者を包容する独創的な政策やサービス、人工知能やビッグデータなど第4次産業の基盤となる先端技術ベースのソリューションを選定する予定だ。

    <第3回ソウルスマートシティ賞授賞分野>

    • プロジェクト部門(人中心分野):デジタルデバイドを縮小して社会的弱者を配慮・包容する政策、サービス、ソリューション
    • プロジェクト部門(技術革新分野):モビリティ、安全、福祉、環境、エネルギー、文化など社会全般を対象に第4次産業先端技術を活用した革新的な政策、サービス、ソリューション
    • リーダーシップ部門:スマートシティ優秀政策の策定とグローバル普及に貢献した個人
    • 特別賞部門:WeGOの協力機関または団体の中から各機関の価値と使命を反映したプロジェクトを選定

    申請書の受付は、2025年5月30日まで、ソウルスマートシティ賞公式ホームページ(英語、https://seoulsmartcityprize.com)を通じて実施される。応募者はプロジェクト名、資金調達方法、技術開発状況と適用方法、プロジェクト結果などの詳細内容が記された部門別の参加申請書と実績証明書類などを提出することで応募できる。

    申請手続き、審査方法などの詳細は、ホームページに掲載された「ソウルスマートシティ賞2025ガイドライン」(英語、https://seoulsmartcityprize.com/prize/guide2025.html)で確認できる。

    授賞式は、スマートライフウィーク(SLW)2025と連携して、9月30日COEXにて開催される。授賞式には受賞者だけでなく、世界各国の市長団、スマートシティ関連専門家、教授等約300人が出席する予定で、優秀なスマートシティプロジェクトを共有する政策交流の場になることが期待されている。

    受賞都市等には、世界的な名声を高め、優れた事例を世界中に共有・広報できるよう、SLW海外都市館展示ブースとスマートシティ能力強化研修課程を提供するなど、多様な特典と支援が提供される。

    第2回ソウルスマートシティ賞の授賞式の様子

    第3回ソウルスマートシティ賞パンフレット

    SEOUL SMART CITY PRIZE