1960年代にソウルデジタル国家産業団地[現クロ(九老)Gバレー]の入居企業に工業用水を供給してきた、産業化時代の遺産である旧浄水場敷地が、2019年にゲーム産業の中心地<G-Square>として誕生する。G-Squareは地下7階〜地上39階建てになっており、延べ面積18万㎡規模の複合業務施設だ。
事業主体は敷地所有主である産業団地公団と、ここに本社を移転建設するネットマーブルゲームズ(株)が出資して設立したプロジェクト金融投資会社(PFV)だ。ネットマーブルゲームズ(株)はゲーム産業生態系を造成して産業団地公団と協力し、R&Dセンターやゲーム関連スタートアップ支援センターなどGバレー内に不足した企業支援施設を拡充することで、青年の技術創業を積極的に支援する計画である。
敷地全体面積の71%(13,553㎡)は公園化し、Gバレー労働者と住民にオープンスペースとして開放する。ここには浄水場敷地内に残っている浄水施設を保存および活用した産業博物館とゲームキャラクター公園も造成される。
ソウル市は今回の事業を通じて発生するコンテンツ産業育成と雇用創出効果などを考慮して事業推進を積極的に支援する一方、建築計画が周辺と調和を成すことができるようにする。