ソウル南部地域[クムチョン(衿川)区ドクサンドン(禿山洞)とカンナム(江南)区スソドン(水西洞)]を連結する「カンナム(江南)循環路」の1段階区間13.8kmが2016年7月3日、正式に開通される。
「カンナム(江南)循環路」の開通により、これまでオリンピック大路や南部循環路に集中していた交通の流れを大幅に分散し、クムチョン(衿川)-カンナム(江南)間の通行時間が少なくとも30分以上短縮するものと見られる。これを通じて低迷していたソウル西南圏に活力を吹き込み、地域経済も活性化されるものと期待される。
また、市は西部幹線地下道路が完成する2021年からソウル北部地域の内部循環路と連結体系が強化され、ソウル全体の交通改善効果がさらに大きくなると見ている。
「カンナム(江南)循環路」は設計段階から自然環境破壊を最小化し、住居地の快適性を損なわないように半分に近い区間(約11km)をトンネルにした。トンネルの内部には交通渋滞や事故時にトンネル内で運転者が迂回または迅速に避難することができるように、車で制御システムや待ち行列システムを導入することで事故を遮断する。