ソウル市は2020年12月、ソウルの空の玄関口であるキンポ(金浦)国際空港と複合文化施設として生まれ変わったノドゥルソム(ノドゥル島)に、ソウルブランド「I・SEOUL・U」の造形物を新しく設置した。またヨイド・ハンガン(汝矣島・漢江)公園にある「I・SEOUL・U」の造形物には新型コロナウイルス感染症の大流行で疲れ果てた市民の心身を癒すため、温かさを感じる冬のイラストを加えた。
キンポ(金浦)国際空港の場合、キンポ(金浦)国際空港がソウルの空の玄関口であり、ソウルの空港であることをアピールするとともに、ソウルを訪れる韓国・海外の観光客を歓迎するというメッセージを伝えるため、ソウル市と㈱韓国空港公社が共同でソウルブランド「I・SEOUL・U」の造形物を設置した。
キンポ(金浦)国際空港の国内線への進入路に設置された造形物は、アルファベットの「O」の中に空港を象徴する飛行機がデザインされており、台の部分には「あなたと私のソウル」「ソウルの玄関口、キンポ(金浦)国際空港」というメッセージが刻まれている。また横15m×高さ2.5m×幅1.4mの大型サイズで制作し、遠くからでもよく見えるようにした。
ノドゥルソム(ノドゥル島)は、2019年に複合文化空間としてオープンして以来、多くの人々に自然・音楽・癒しの場を提供してきたが、今回オープン1周年を迎え、新しいフォトゾーンなどの見どころを提供することで、より多くの人々にノドゥルソム(ノドゥル島)のメリットを伝えようと、ソウルブランドの造形物を設置した。
ノドゥルソム(ノドゥル島)の場合、ノドゥルソム(ノドゥル島)の西端にハンガン(漢江)を背景にして設置し、アルファベットの「O」の中にノドゥルソム(ノドゥル島)のBI(Brand Identity)をデザインした。造形物は、近くを走る地下鉄1号線の乗客が、地下鉄の中からでも見えるよう、横15m×高さ2.5m×幅1.4mの大型サイズで制作した。
一方、ヨイド・ハンガン(汝矣島・漢江)公園に設置した「I・SEOUL・U」造形物には、新型コロナウイルス感染症の長期化で疲れ果てた市民の心身を癒そうと、造形物に温かさを感じるイラストを加えた。
このイラスト作品は、「MOMENT SERIES(モーメントシリーズ)」との共同作業によるアートコラボ作品で、雪が降るソウルの風景を造形物にマッピングした。この作品は2021年2月まで展示される予定。「MOMENT SERIES(モーメントシリーズ)」は、韓国人とフランス人による2人組の作家で、「日常の想像、想像の日常」をモットーに日常生活の中のさまざまな場面を温かい感性で表現している。
2015年に市民の参加によって作られたソウルの新ブランド「I・SEOUL・U」は、市民の憩いの場を増やすとともに「I・SEOUL・U」の認知度を高めるため、2015年度にソウル子供大公園に造形物を設置したのを皮切りに、ヨイド・ハンガン(汝矣島・漢江)公園、ソウル広場、ワールドカップ公園などのソウルの人気スポットや主要機関など計29か所に設置した。「I・SEOUL・U」の設置場所は、ソウル市ブランドホームページおよびFacebookにて確認できる。
○ ソウル市ブランド ホームページ:
brand.seoul.go.kr
○ ソウル市ブランド Facebook:
www.facebook.com/iseoulukr