- SBAーeBay Japan、26日(月)K-ビューティーを手掛ける中小企業のネット販売をサポートする協約を締結
- 世界3位規模の日本市場におけるK-ビューティー流通網を拡大…韓国商品の市場シェアを上げる狙い
- オ市長、日本市場参入に成功した企業が参加する懇談会を開催。ネックの解決とサポート政策を模索
ソウル市のオ・セフン市長が、韓国のビューティー企業の海外市場参入をサポートするために、米国・中国に次いで世界で3番目に大きい化粧品マーケットである日本の流通業界と手を組む。日本の20代消費者の購入率の高い流通チャネルと連携し、ソウルの優良中小企業の商品を紹介する「ソウル企画館」を披露する。
市は、26日(月)に日本の表参道ミュージアムで、オ・セフン市長、ソウル経済振興院のキム・ヒョヌ代表理事、eBay Japanの新井秀樹本部長などが参加し、ソウル市の優良中小企業の発掘、育成および日本EC市場における販路開拓を支援する業務協約を締結したことを明らかにした。
ソウル市の中小企業のブランド育成を担当しているソウル経済振興院(SBA)とeBay Japanが業務協約(MOU)を締結した。
eBay Japan(Qoo10)は、Rakuten、ヤフーショッピングと並ぶ日本の大型ECサイトであり、中小ブランドの登竜門とも言われるチャネル。特に、K-ビューティーカテゴリは、毎年100%以上の成長率を記録しており、数多くの韓国の中小ブランドがQoo10を日本市場参入の入り口と考えている。
今回締結した協約は、K-コンテンツの人気に伴って日本でK-ビューティーも反響を呼び、韓国コスメが日本化粧品市場における輸入1位に上っている今、両国の機関との交流を通じて、ソウルの優良中小企業の日本輸出販路を拡大し、業界従事者間での協力を促す狙いで結ばれた。
主な協力内容は、△ソウルの優良中小企業の発掘および日本市場における販路開拓サポート △ソウルのビューティー産業活性化に向けたECサイト・実店舗におけるプロモーション企画および運営などである。
今回の協約締結に従い、今年の下半期からソウルの優良中小企業の商品が日本の主要ECサイトで展開されると同時に、日本の消費者を対象とするPR活動も行われる。その売上実績に基づいて今後ドラックストアなど実店舗を構える流通チャネルにまで参入できる土台を築けることが期待できる。
日本市場参入に成功した企業との懇談会を開催…成功例およびネックなど意見を聴取
業務協約に続き、オ市長は日本市場参入に成功した主要ビューティー企業13社が参加する「日本市場参入に成功したK-ビューティー企業懇談会」に出席し、成功例とネックについて意見を聴取。懇談会に参加した企業は、オ市長に韓国のビューティー産業の成功的な海外市場参入および成長に向けた様々な政策的支援を求めた。