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プレスリリース

  • オ・セフン市長、漢江における植樹活動を3倍にし、生態系保護みんなで享受するグレート漢江

  • プレスリリース SMG 222
    • ソウル市、樹木・カワウソ・鳥類・魚類などが生息する生態系を保護し、より魅力的な漢江に
    • 漢江ルネッサンス(2007)の成果を生かして保全・利用が調和する漢江公園づくり
    • エコパークの再整備、自然型護岸の完成、自然に優しい空間の拡大などサステナブルな生態環境づくりに注力

    ソウル市は、漢江の豊かな自然の保護・自然と人間が共生する環境づくりに向けて、漢江の自然を回復させるための方向性や内容を具体的に示し、サステナブルな生態環境を整備していくことを明かした。

    これは3月9日にオ・セフン市長がまとめたグレート漢江プロジェクトの4つの戦略のうち、1つ目の中核戦略。「自然と共生する漢江」を本格化する戦略であり、ソウルの肺として機能する漢江の、自然のポテンシャルを高める狙いだ。

    07年に漢江ルネッサンス事業を積極的に推進した際にも、漢江の自然再生はそれなりの成果を見せた。エコパークの拡大、自然型護岸づくりなどの自然再生事業を行った結果、漢江と支川でカワウソやジムグリガエルなどの絶滅危惧種が相次いで発見されるなど、生態系は順調に回復してきた。

    市は、ソウルが世界都市競争力5位の都市になるための目玉戦略である「グレート漢江プロジェクト」をうまく推進させるには、自然との共生が必須になるため、漢江の自然再生事業に本腰を入れる。

    調和のとれた自然の保全・利用「漢江エコパークの再整備」

    まず、作られてから平均18年が過ぎた漢江エコパークを「保全に向けた利用・利用のための保全」という方向性の下で再整備する。そのために「漢江エコパーク再整備基本計画」を外部の専門家に委託し、25年までに再整備を終える計画だ。

    漢江エコパークでカギとなるのは、市民の利用が多い一般的な漢江公園とは異なり、生態系が自ら変化・発展し生物多様性を維持できるようにすることだ。そのため、市はそれぞれのエコパークの環境を総合的に調査・分析した後、市民の利用と生態系の保全を同時に考慮した整備目標を設定。市民と自然が互いに向き合える特化公園にしていく考えだ。

    市は、今年の10月までに「漢江エコパーク再整備基本計画」を策定し、25年までに健康な漢江エコパークを完成させ、市民と自然がポジティブなエネルギーを送り合う好循環を生み出していく方針だ。

    コンクリートを取り除き、土・砂利に入れ替え…「自然型護岸づくり完了」

    2つ目の戦略として、川による浸食を防ぐために、コンクリートなどの人工素材で作られた護岸を土・砂利・石など自然の素材に変える「自然型護岸づくり事業」を25年までに終える。

    自然型護岸づくりは単純に護岸の形を変えるだけでなく、生物の生息地を復元する役割を果たす重要な事業である。

    その結果、河川の生態系が生まれ変わることで漢江の生息種と生物多様性が豊かになり、水辺の景色が美しくなり、水と人間、そして自然が共生する空間ができる。

    371万本の木が呼吸する漢江公園「漢江森づくり」

    3つ目の戦略は、植樹により快適かつ健康な漢江にする漢江森づくりである。これは、漢江の護岸・水際に森を作り、自然の回復・PM2.5の解消・気候危機への対応など、都市環境の改善に一助するために推進する事業である。

    漢江の自然回復には木が重要であるため、毎年漢江森づくりに取り組んでいる。23年3月時点、漢江公園には約350万本の木があり、05年と比べると約311%増加した規模である。

    市は、回復した漢江の自然をより安定的に維持していくため、「グレート漢江プロジェクト」の計画に沿って25年までに約21万本の木を植え、計371万本の木が息づく緑豊かな漢江公園を作っていく計画だ。

    その結果、漢江の動物・植物に生息地を提供、市民には快適な憩いの場を与える他、PM2.5・温室効果ガスなど都心の大気改善にも一役買っていくと期待される。

    家族でピクニック?ぜひ自然豊かな漢江で!「自然型プール」にリノベーション

    最後の4つ目は、漢江の老朽化したプールを今の技術・感覚で自然型プールへとリノベーションすることだ。24年に蚕室(チャムシル)のプールからスタートし、クァンナル、蚕院(チャムウォン)、望遠(マンウォン)にまで徐々に拡大していく。

    自然型プールとは、森の公園、エコプールなどの利用施設を1年中活用することで、漢江の自然が回復できるようにするエコフレンドリーな空間のことだ。

    90年代に作られ30年が過ぎた蚕室漢江公園のプールが自然型プール第1号になる予定であり、今年11月に完成される。

    漢江の美しい景色を眺めながら散歩・水遊びを楽しめるだけでなく、フリーマーケット・ヨガなど多彩なプログラムを1年中提供し、楽しいピクニック空間になると期待できる。

    ソウル市のジュ・ヨンテ漢江事業本部長は、「我々の大切な漢江の自然を回復させ、人と自然が共生できる環境づくりに最善を尽くしたい」とし、「保全に向けた利用・利用のための保全が好循環をなして、さらに魅力的な漢江になるよう応援していただきたい」と述べた。

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