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プレスリリース

  • オ・セフン市長、「グローバルAI革新都市のソウルを作る」

  • プレスリリース SMG 17
    • 「AI SEOUL 2025」でAI産業育成に向けた7つの核心戦略を発表
    • 人材育成・インフラ構築・投資拡大・産業融合・グローバル化・市民革新・行政革新

    ソウル市が「グローバル人工知能(AI)革新都市」に跳躍するための核心戦略を発表した。
    人材・インフラ・投資など、AI産業育成に向けた支援から、先端産業との融合、AIの大衆化や行政の革新も同時に進めることで、AIが中心となる産業再編に乗り出すという狙いがある。

    オ・セフン(呉世勲)市長は11日(火)、ソウル・江南区の展示会場COEXで開催された「AI SEOUL 2025」カンファレンスに出席し、このような内容が盛り込まれた7つの核心戦略を発表した。

    現在、韓国はAI分野の世界ランキングで6位を獲得している。
    具体的には、「開発」(3位)、「インフラ」(6位)などの項目では高く評価されているが、「人材」(13位)、「研究」(13位)、「ベンチャー投資」(12位)などでは評価が低い。
    オープンAIやディープシークレベルの技術開発が行われるよう、戦略的な支援が必要な状況である。

    これを受けオ市長は「あらゆる産業をAI中心に再編する」という政策を基に、
    「人材育成」「インフラ構築」「投資拡大」「産業の融合」「グローバル化」「市民拡散」「行政革新」という7つの戦略課題を掲げ、「グローバルAI・3大強国の中心、ソウル」を目指す。

    1.人材育成

    年間1万人のAI人材を育成し、AI分野の需要に積極的に対応する。
    今年から、理工系分野の修士課程に対する奨学金制度(計6億ウォン、60人)を新設し、毎年拡大していくなど、人材への支援システムを強化する。

    2.インフラ構築

    AIハーブ規模の10倍以上となる「ソウルAIテックシティ」を、良才(ヤンジェ)AI革新地区に造成する。
    2028年の着工を目標に進められる「ソウルAIテックシティ」は、国内外の大学院や世界的な研究機関はもちろん、文化・住居スペースまで整えた複合スペース。
    AI人材が研究に専念できる「ソウル市内のAI産業都市」として作られる予定だ。

    3.投資拡大

    今後2年間(2025~2026年)、AI産業への民間投資を喚起するため、「AI」分野に対する5000億ウォン規模の支援を行う。
    生成型AIの学習・推論に必要なGPU(グラフィック・プロセッシング・ユニット)などを支援し、AI企業のグローバル競争力を強化する。

    4.産業融合

    AI技術は、あらゆる産業の基盤となる技術で、他の産業との融合を通じて裾野を広げることが必須であるだけに、
    ソウルの未来4大核心産業(AI,バイオ、ロボット、フィンテック)やデザイン、ビュティ―・ファッションなど、戦略産業との融合を通じて、AI中心の産業構造へと再編をリードする。

    5.グローバル化

    国際的なビッグテック企業や世界有数の研究所と協力し、韓国AI企業の技術競争力を強化し、海外市場への進出を支援する。

    6.市民拡散

    AIの進化によって日常が変化する中、市民が参加できるイベントを行うことでAI大衆化をリードする。
    今年の3月には、市民が一緒に楽しむ「ソウルAIフェスタ」を開く。また、先端のAI技術が体験できる「スマートライフウィーク(SLW)」も開催する。

    7.行政革新

    ソウル市が進める政策にAI技術を導入し、行政革新を通じて都市競争力を強化する。市が保有している公共データを活用し、市民が望む形に加工して提供できる、
    AI専用のデータ提供フラットフォームを構築する。また、市の行政運営においてAIを活用できるよう支援するコントロールタワーの役割として、ソウルデジタル財団をソウルAI財団に改編する。

    ソウル市は去年、韓国の地方自治体の中で初めて、AI行政推進計画を発表し、4つの分野・38つの事業に対してAI行政サービスを支援した。
    このうち、「デジタル性犯罪被害動画削除支援」事業は、「国連公共サービス賞」を受賞した。

    オ市長は、「韓国の中心・ソウルは、未来先端産業界がAIに焦点を当てている中、AI企業が大胆な投資を行えるよう準備すると同時に、人材まで確保できる計画をまとめた」とし、
    「あらゆる産業をAIを中心に素早く育成・再編する戦略的な目標をもって、名実ともに『グローバルAI・3大強国の中心、ソウル』へ跳躍できるよう取り組む」と述べた。