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  • オ・セフン(呉世勲)印の「ソウル型みんなの保育園」3年目…まとめたら保育品質・満足度↑

  • ソウル市総合ニュース SMG 873
    • ママパパ幸せプロジェクトの一環…近距離3~5か所の国立・公立・民間・家庭保育園が一つにまとまって共同保育
    • 口コミが広がって現員も増加傾向…みんなの保育園の定員充足率は保育園全体(70.6%)より高い78.5%
    • 半数以上の32か所の共同体でバスを共同使用、上半期39名の入園待ち児童を調整して早期入園
    • 保育教師の専門性・養育者の信頼度↑…2023年共同体60か所(242園)→2024年100か所(400園)に拡大
    「子どもを産んで育てやすい都市、ソウル」づくりのための「ママパパ幸せプロジェクト」を代表する保育事業、オ・セフン(呉世勲)印の「ソウル型みんなの保育園」が、施行3年目を迎えた。

    「ソウル型みんなの保育園」は、近くにある3~5か所の国立・公立・民間・家庭保育園が園児募集、教材・教具の活用、保育プログラムや現場学習の企画・運営などを一つの保育園のように共同で行う保育モデルだ。保育資源を効率的に使用して、保育サービスの品質を高めることを目標に始められ、現在共同体60か所の保育園242園が、「ソウル型みんなの保育園」として運営中だ。

    ソウル型みんなの保育園は、一つの保育共同体で運営することで、共同体内の民間・家庭保育園でも国立・公立と同レベルの保育サービスを受けることができ、国立・公立にのみ集中していた入園待ち児童問題も解消できる。

    施行3年目を迎えた「ソウル型みんなの保育園」は、これまで個々の保育園では困難だった独創的な保育プログラムの多様な試みを行っている。特に、各保育園が保有する空間、バス、教具などの資源を共同体内の園児たちが一緒に利用することで、保育現場における運営の効率化やコスト削減などの効果が顕在化している。

    まず、全60か所のうち半数以上の32か所の共同体が保育園バスを共同で利用することで、外部活動はさらに便利になった。これまで、小規模な保育園にはバスがなかったため、体験学習などが困難な場合が多かった。

    また、今年上半期には、15か所の共同体で39名の入園待ち児童を共同体内で調整することで、国立・公立に集中していた需給不均衡を緩和し、早期入園にも貢献した。

    例えば、ソウル型みんなの保育園の共同体内で年齢別のクラス編成を有機的に調整したり、障害や多文化などの特性に合った施設に児童を連携した。

    また、共同体内の拠点保育園の夜間延長保育に必要な夕食を支援するなど、脆弱保育サービスの共同利用も、11名に対して166回行われた。

    「ソウル型みんなの保育園」に通う児童も増えた。保育園に通う児童のうち、ソウル型みんなの保育園(242か所)に通う児童の比率は、2年間で大きく増加した。(2021年7月 3.6%→2023年7月 5.4%)また、2023年7月現在のソウル型みんなの保育園に参加する保育園の定員充足率は78.5%で、保育園全体の定員充足率(70.6%)より高かった。

    このように、ソウル型みんなの保育園の効果が顕在化して口コミが広がるにつれ、養育者の信頼度と保育教職員の満足度も高まっている。去る5月、8月の2度にわたり開かれた「みんなの保育園懇談会」で、保育教職員たちは運営費の削減や現員増加などの効果を得られたと口をそろえて評価した。養育者たちは、保育教師の専門性が高まり、子どもたちが幅広く経験して交流するのを見ながら、保育園に対する信頼度が高まったと語った。

    ソウル市は、「ソウル型みんなの保育園」に対する保育現場の好評と参加意志を反映させて、来年には共同体100か所、保育園400園に大幅拡大して、より多くの保育園が参加できるようにする予定だ。

    なお、ソウル市は、今年年末に成果報告会を開いて、ソウル型みんなの保育園の優秀事例を広く伝え、「ソウル型みんなの保育園活性化有功表彰」を新設して、事業に積極的に参加して優秀な成果を収めた参加共同体と保育教職員を表彰する計画だ。

    ソウル型みんなの保育園BI

    서울형모아어린이집 서울형모아어린이집

     

    みんなの保育園の活動の様子

    呉世勲(オ·セフン)市長がマイクを持って話をしている 呉世勲(オ·セフン)市長が子どもたちと写真を撮っている
    行事を楽しむ子供たち 行事を楽しむ子供たち