オ・セフン(呉世勲)印所得保障政策の実験であり、代表的なK-福祉モデルである「ソウル踏み石所得(旧・安心所得)」の支援を受けた世帯の2年間の変化を調査した結果、所得が中位所得の85%を超えて踏み石所得を受給しなくなった脱受給率が、1年目の4.8%に比べて3.8%増の8.6%に達した。
労働所得が増えた世帯も、1年目の21.8%から31.1%へと9.3%の大幅増加を見せた。これは、受給資格の喪失に対する不安感から解放され、積極的に経済活動に参加した結果だと評価されている。
ソウル踏み石所得は、一定の所得基準を超えても資格が維持され、収入が急に減っても自動的に給付金が支給される。また、働けば働くほど世帯収入が増加する設計のため、労働意欲を低下させることはない。
2024ソウル国際踏み石所得フォーラムホームページ(英語):https://sifsi.org/
「2024ソウル国際踏み石所得フォーラム」のポスター