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国際交流ニュース

  • エルサルバドル交通部のMZ世代公務員、ソウルの広域交通政策ノウハウを学ぶ

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    オンライン研修の開会式の写真
    < オンライン研修の開会式の写真 >
    ソウル市は10月28日(木)~11月6日(土)の10日間、韓国国際協力団(以下、KOICA)と共同で「エルサルバドル広域首都圏交通システム改善」のためのオンライン能力強化研修を実施する。※ 現地時間 10月27日(水)~11月5日(金) 今回のオンライン研修は、政府機関の提案したODA事業でありながらかつKOICAが予算を確保して行われる「政府部処提案事業」の一環であり、ソウルの優れた交通政策を中南米市場に広めるべく、ソウル市とKOICAが長年にわたって手塩にかけて取り組んだ事業である。 2018年度にエルサルバドル交通部長官が訪韓した際、ソウルの交通政策について共有を希望したことをきっかけに関係が始まり、ソウル市とKOICAが共同でソウル市の交通モデルを土台にエルサルバドルの広域首都圏交通システム改善のためとなるマスタープラン及び公務員の能力強化研修事業を「パッケージ」方式で推進してきている。 エルサルバドルの公共事業交通部(MOPT)の中間管理者及び実務者22人を対象に10日間実施する今回の研修では、ソウル市(都市ブランド担当官、都市交通室)、関連機関(ソウル市政策輸出事業団)などが有機的に協力して、これまで蓄積してきた世界的レベルのソウルにおける交通政策の策定経験・ノウハウをエルサルバドルの公務員にできる限り生きた知識として届ける計画だ。研修方法はオンラインチャネルを活用して非対面方式を利用し、韓国との時差を考えてビデオ講義とリアルタイムオンラインセミナーを並行するハイブリッド方式で実施する。 今回のエルサルバドル政府関係者の大部分は、若く能力あるMZ世代*であり、現地の交通政策をリードする、次世代の有望な若者たちである。市は、彼らにソウルの▲最先端交通管理システム(ATMS**)、▲広域交通情報センター、▲公共交通機関、▲交通安全、▲交通信号などの優れた政策模範事例を共有することで、ソウルをよく知る人材を育成し、先進交通都市ソウルの存在感を中南米地域において広く知らせることに貢献できることを期待している。 * ミレニアル世代とZ世代を総称する単語であり、デジタル・最新のトレンドとユニークな経験を追求するという特徴を持つ。 ** Advanced Traffic Management System:現場の交通問題を感知して、円滑な交通の流れを維持できるよう構築された自動交通管理システム