イギリスのテリーザ・メイ(Theresa May)前首相が、ソウル市の新型コロナウイルス感染症の防疫対応ノウハウを学ぶため、17日(木)にソウル市庁を直接訪問した。
ソウル市は約40分のブリーフィングを通じて、▴迅速、▴透明、▴革新という3大原則をもとに、➀ 検査・確定診断(Test) → ➁ 疫学調査・追跡(Trace) → ➂ 隔離・治療(Treat)という3Tシステムを中心としたソウル市の新型コロナウイルス感染症防疫対策をメイ前首相に紹介した。
さらに、ドライブスルーやウォーキングスルーなどの革新的な選別診療所、匿名検査や無料先制検査、ビッグデータや第4次産業革命の新技術をもとにした疫学調査はもちろん、ソウル市災害緊急生活費、自営業者生存資金などの民生政策も紹介した。
ソウル市のブリーフィングが終わった後には質疑・応答の時間を設け、16時10分からはメイ前首相が特に関心を見せていた「新型コロナウイルス感染症災難安全対策本部状況室」(ソウル市庁3階)の視察を行った。