ソウル市は2003年から、ソウルセレクション㈱(http://www.seoulselection.com)とともに、ソウルの名所や文化・芸術の情報を提供する英文月刊誌『SEOUL』を通じて、世界にソウルを紹介している。

    『SEOUL』（毎月25日発刊、発行部数約19,000部）は、ソウル市内の主な観光案内所、古宮、ホテル、空港のような外国人の多い場所、外国文化院、韓国観光公社、大韓航空海外支社などで無料配布されている。

    月刊誌『SEOUL』は韓国居住15年目のアメリカ人、ロバート・ケーラー(Robert Koehler)氏が編集長を、イギリスのシェフィールド大学で韓国語を専攻したイギリス人、ベン・ジャクソン(Ben Jackson)氏が取材記者として活動しているなど、外国人の目線で必要な記事を掲載しているという特徴を持つ。

    『SEOUL』は、ソウルを訪れる観光客のための旅情報はもちろん、ソウルに居住している外国人のための生活情報、そして様々なイベントや公演情報も掲載している。

    「旅情報」では、外国人観光客のためにソウルを紹介し、ソウルが堪能できる体験プログラムも紹介するなど、御仕着せのガイドブックではなく、観光、文化、芸術の情報を幅広く紹介している。

    その他にも外国人に関心の高い料理、ファッション、ショッピング、レジャー分野、外国人のためのイベント、公演、祭り、展示関連の情報など、観光客はもちろん、ソウルに住む外国人も興味を感じる内容となっている。

    付録の地図案内書(MAPS & COUPONS)は、ソウル市内の主な観光地を地域別に分け、レストラン、クラブ、美術館、観光地などの場所と有益な情報が添付されており、様々な割引券やクーポン券もついている。