- アジア最大規模のICT展示会の「ConnecTech Asia」のオンライン行事でソウル館を運営
- 8月13日までソウル所在の20社のスタートアップ企業を募集、企業別に合わせた投資誘致の準備・支援を実施
- スタートアップ企業と投資家・VCの事前マッチングを通じてインターネット相談を実施、投資誘致の成功に期待
- 革新技術分野におけるスタートアップ企業の東南アジア市場への進出及び外国人投資を誘致できる機会の場になることを願う
ソウル市は、アジア最大規模の情報通信分野展示会の「ConnecTech Asia(シンガポール情報通信展示会)」のオンライン行事で「ソウルスタートアップ館」を運営すると明かした。ソウル所在の革新技術分野における20社のスタートアップ企業をグローバル市場に紹介し、東南アジア市場の進出に向けた投資誘致戦略のコンサルティングを提供するなど全方位的な支援を行う。
「ConnecTech Asia」は、1989年から毎年6月頃にシンガポールで開催される情報通信分野の展示会だ。東南アジア最大規模の展示会の一つとして挙げられ、ICT・放送通信・衛星通信のセッションなどで構成される。 今年は、新型コロナウイルスの拡散により、9月29日(火)から10月1日(木)の3日間、インターネット上の展示ブースという形で進行される。
※従来は、「CommunicAsia」という名の行事で広く知られていたが、今年から様々な分野のセッションを取り込み、「ConnecTech Asia」という名称に変更
ConnecTech Asia(シンガポール情報通信展示会)で、スタートアップ企業を対象に別途のセッションが運営されるのは今年が初めてだ。スタートアップ企業の優秀な技術力と製品を世界中の投資家に披露し、スタートアップ企業と投資家がインターネット上で相談できる機会を提供するなど行事の規模も一層拡大される。
ConnecTech Asia(シンガポール情報通信展示会)
行事の構成 |
CommunicAsia |
BroadcastAsia |
SatelliteAsia |
TechXLR8 Asia 内
Elevating Founders |
品目 |
情報通信機器 |
放送通信機器 |
衛星通信機器 |
スタートアップデモ、IR |
特徴 |
メイン行事、別途のコンファレンス運営 |
放送分野の
企業参加 |
衛星通信分野の
企業参加 |
既存の製品の展示の他にスタートアップIRセッション提供 |
ソウル市は、「ConnecTech Asia」のスタートアップ行事で「ソウルスタートアップ館」を運営して革新技術を持つスタートアップ企業の技術と製品をアピールする。それだけでなく、グローバル投資家との積極的な話し合いの場を設けるため、力を入れる計画だ。また、新型コロナウイルスの拡散により注目されている韓国とソウルのビジネス環境を宣伝し、ソウル市の投資誘致政策を紹介する「インベストソウル館(仮)」も一緒に運営する予定だ。
ソウル市は、今回の展示会を通じて、スタートアップ企業が新型コロナウイルスの拡散以降の産業環境に適応して、グローバルネットワークの構築により互いに情報を共有することで速やかに変化している技術トレンドをリードできる機会の場になることを期待している。
<ソウル所在の情報通信分野における20社のスタートアップ企業を募集(7.31~8.13)>
ソウル市は、「ConnecTech Asia」のオンライン行事(9.29~10.1)への参加を希望し、革新技術を保有している情報通信分野における20社のスタートアップ企業を募集している。7月31日(金)0時から8月13日(木)18時までインベストソウルのホームページ(
www.investseoul.org)にて応募を受け付け、ソウル所在の情報通信分野のスタートアップ企業なら誰でも参加できる。
書類審査とインタービュー審査を通じて、20社のスタートアップ企業を選定し、行事に参加する前から参加完了した後まで全ての過程において密着した支援を行い、最終的に投資誘致が成功できるように成果管理を続く計画だ。
ソウル市のキム・イスン経済政策室長は、「新型コロナウイルスの拡散により困難な時期に、最も弱い立場にあるスタートアップに対してソウル市は様々な政策的支援を行っている。優秀なスタートアップ企業の海外進出への道が塞がらないよう、グローバル投資家との出会いを非対面方式で続けられるように積極的に支援する」と述べた。