- アプリ1つで地下鉄出発~到着まで外国人が必要な情報を便利に利用できる
- 現在の位置情報を基盤とする周辺施設案内と駅構内ルート案内(外国人が主に利用する駅)サービス提供
- 旅行客のための地下鉄駅周辺の観光地情報とソウル観光路線図提供
ソウル交通公社が4月27日、韓国初の外国人専用の英語地下鉄アプリ「Seoul Subway」(以下、「アプリ」という)を公開する。主なサービスは、路線図のルート検索、位置情報を基盤とする進入列車情報提供、駅構内ルート案内、駅周辺観光地の案内などだ。
アプリを利用すると、移動ルートの検索がさらに容易になる。アプリは、目的地ベースの路線図ルート検索機能を提供するため、ルート検索を開始すると、ユーザーの現在地が自動的に出発駅として入力される。目的地の地下鉄駅名が分からなくても、行きたい場所を入力すると、最寄り駅が検索される。
路線図で乗換駅を選択すると、リアルタイム列車運行情報を確認することができ、乗り換える列車がいつ頃到着するのかを確認できる。
アプリは位置情報を基盤として作動し、進行方向も教えてくれる。プラットホームで列車を待つ間にアプリをオンにすると、自動的に現在地を認識して、どの方向の列車に乗らなければならないのかを教えてくれる。地下鉄を乗り換えるときは、反対方向の列車に乗車すると、アプリがそれを認識して離脱アラームを送信してくれる。
進入列車を選択すると、列車の車両別混雑度情報も確認できる。
出口やトイレなど駅構内のルート案内サービスも提供するので、駅内で道に迷うこともない。アプリのメイン画面で行きたい場所(出口、トイレなど)を指定すると、現在地を自動的に認識して、目的地までのルートを案内してくれる。ナビサービスは現在、外国人が頻繁に利用する14駅を対象に提供しており、サービス範囲は今後拡大予定だ。
※ ルートとナビを提供中の14駅:クンジャ駅(5号線)、クンジャ駅(7号線)、ホンデイプク駅、ミョンドン駅、アングク駅、イテウォン駅、フェヒョン駅、トンデムン・ヨクサムンファゴンウォン駅(2号線)、トンデムン・ヨクサムンファゴンウォン駅(4号線)、トンデムン・ヨクサムンファゴンウォン駅(5号線)、チャムシル駅(2号線)、チャムシル駅(8号線)、サムソン(三成)駅、ウルチロイプク駅
駅周辺の観光地もかんたんに見つけられる。アプリは、ソウルの主な観光スポット30か所がひと目で分かる外国人観光路線図サービスを提供している。また、各駅の周辺観光地情報も提供して、ユーザーの利便性を大きく向上させた。
アプリは、Google PlayストアまたはApp Storeで「Seoul Subway」を検索するとインストールでき、乗車券の発券方法、運賃案内、コインロッカーの利用方法、緊急連絡先などさまざまな情報を確認できる。
路線図(基本画面)及びルート検索
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▲ ひと目でかんたんにわかる「英語路線図」 |
▲ 目的地さえ分かれば検索できる「目的地ベースのルート検索」 |
位置情報を基盤にしたカスタマイズ型地下鉄情報提供
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▲ 地下鉄混雑度情報 |
▲ 駅構内ルート案内 |
▲ 観光地路線図 |