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10月 13日(土)、世界中の70ヶ所を超える都市で「TEDxCity2.0」が開かれた。TED(Technology、Entertainment、Design)とは、各分野に関する新しい知識と経験を共有するという世界最高の講演会だ。革新的な考えが人々を変え、さらに世界を変えるという信念の下、革新的なアイディアを持つ講演者を招待し、18分間の講演を通じて新しい考えを共有するというのが特徴。
この日のイベントは、TEDが毎年革新的なプロジェクトを遂行する個人に対して授与してきたTEDPrizeを、今年は個人ではなく「City2.0」というアイディアに授与したことを記念して、シカゴ、北京、シドニー、ムンバイなど世界各都市で開かれた。ソウル市では朴元淳(パク・ウォンスン)市長をはじめ、9名の講演者が参加した。
今回の「TEDxCity2.0」は都市をテーマに開かれ、今までのパラダイムでは解決できなかった世界各都市の様々な問題に対し、各業界の専門家らが各自のアイディアや解決策を発表した。
朴元淳市長は、行政パラダイムの転換について18分間発表した。この内容は空間や物、情報などを分かち合うとともに、互いに協力して社会的価値を高めることを目的としてソウル市が推進している「共有都市(Share City) ソウル」政策と共有という哲学と価値をベースにしている。
ソウル市は今後、民間の各ネットワークと協力する開放型革新(Open Innovation)を本格化する。今回のイベントを契機としてTEDxネットワークと協力し、ソウル市だけでなく、全世界の都市革新事例を発掘して拡散させ、様々な事業を検討する計画だ。