ソウルデザイン財団は、3月8日から4月10日までの約1か月間、トンデムン(東大門)デザインプラザ(DDP)のオウルリム・スクウェアにて『夜にも輝くDDP_芽』展を開催する。ポストコロナ時代に備えた「青年デザイナーシリーズ」企画の一環として、若手デザイナーらの若々しい斬新なアイデア作品を春の花のような黄色のモジュールストラクチャーの中に展示する。
ここで言うモジュールストラクチャーとは、デザイナーらの各作品を野外に展示するための専用の構造物で、展示会が終わった後にも再利用できるため、環境にやさしい展示会とすべく今回用いられた。透明なレンズを通じて展示物を観覧し、夜間には自己照明によって光を放つ幻想的かつクリエイティブな構造物である。
今回の展示会は、若手デザイナーに対する応援と激励を目的として推進されるプログラムのひとつだ。展示会期間中、トンデムン(東大門)デザインプラザ(DDP)のオウルリム・スクウェア一帯は、若手デザイナーと市民のコミュニティの場となり、展示会後も様々な企画展が予定されている。
一方、トンデムン(東大門)デザインプラザ(DDP)のデザインラボ1階にある「D-森」では、新春の訪れを知らせる展示会『スプリングガーデン in D-森』展を2021年3月16日から開催する。この展示会では12人のフラワーデザイナーらの作品が展示され、市民なら誰でも無料で観覧できる。美しい春の庭園で物思いにふけったり、ほっとひと時できるような癒しのひと時が満喫できるものと期待される。
また『スプリングガーデン in D-森』展では、市民が実際に花を育てたりフラワーデザインが体験できるよう、展示会場でイベントに参加した観覧客を対象に植物200点余りを配る参加型イベントも行われる。