2010年7月25日から今年2月10日までSBSで放映された『マイ・フレンド・ヘチ』は、ソウルのシンボル・ヘチがより身近に感じられるためにソウル市が制作したファミリー向けアニメだ。人気ガールグループの少女時代が主題歌を担当し、アニメ制作過程を収めたメイキング番組を初めて制作・放送するなど、放送前から多くの関心を集めた。
『マイ・フレンド・ヘチ』は、ヘチが持つシンボルというイメージと、伝説の生き物という設定が与えるファンタジーを結合し、友達のように身近な正義の味方、新たなヒーローを作りあげることにより、高い作品性と興味深いストーリー構成で、視聴者から好評を得た。
『マイ・フレンド・ヘチ』は、『赤ちゃん恐竜ドゥリ』にも劣らない人気を得たにも関わらず、政府のキャラクターという先入観のため、クオリティーの高い作品であるという好評と視聴者の反応にも関わらず、やや低く見られた面があった。
『マイ・フレンド・ヘチ』を放送したSBSは、「放送終了後まだ2ヶ月しか経っていないが、視聴者による要望と、より多くの市民が『マイ・フレンド・ヘチ』を楽しめる機会を提供するため、再放送を決定した。」と再放送の理由を説明した。
『マイ・フレンド・ヘチ』は、4月4日(月)から毎週月・火曜日の午後4時から4時30分まで放送され、交通放送TV、ケーブルテレビ(チャンプ)、衛星放送(アニワン)でも現在放送中だ。
ソウル市では、他のチャンネルやIPTVなどを通じて『マイ・フレンド・ヘチ』の2次放送を拡大していき、今後海外版権の販売も積極的に推進していく計画だ。