ソウル市は、ソウルブランド「I·SEOUL·U」誕生5周年を迎えることを記念し、ソウル市民の1,500人を対象に「I·SEOUL·U」の認知度・好感度などに関するアンケート調査を実施した。今回のアンケート調査は、ソウル市が調査専門機関の㈱アジアリサーチ&コンサルティングに依頼し、2020年9月28日から2020年11月3日まで、20代以上のソウル市民1,500人を対象にオンライン調査を実施・分析したもの。
ソウルブランド「I·SEOUL·U」について、市民の10人中9人近く(88.3%)が認知していた。ソウルブランドを知ったきっかけについては、「テレビ、新聞、ラジオなどメディアのニュース」(47.4%)、「ポータルサイトなどインターネットからの情報」(47.1%)、「ソウル市関連イベント、広報物、造形物」(33.2%)などという回答が多数を占めた。
特に、ソウルブランドの認知度は、2016年(63.0%)、2017年(66.3%)、2018年(84.0%)、2019年(86.6%)、2020年(88.3%)と、年々高くなっており、市民の実生活にしっかり根付いていることが分かった。
また、ソウルブランドの好感度は、2016年(52.8%)、2017年(57.1%)、2018年(70.7%)、2019年(73.3%)、2020年(75.1%)という結果となり、市民の「I·SEOUL·U」に対する好感度が右肩上がりを示している。
「I‧SEOUL‧U」誕生5周年、「市民の10人中9人が認知、好感度は75%」
ソウルブランドの認知度 |
ソウルブランドの好感度 |
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ソウル市に相応しいイメージに関する質問については、「活気に溢れている・ダイナミック(56.7%)、モダン(53.7%)、多様性に富む(49.1%)、国際的(24.1%)、楽しい都市(19.6%)」などの回答が得られた。ソウル市民が望む未来のソウルのイメージについては、「安全(38.4%)、余裕がある(31.3%)、安心できる(28.8%)、国際的(23.6%)、美しい(21.8%)」などが挙げられ、「安全で余裕があり、安心して暮らせる国際的な美しい都市」であることを望んでいることが分かった。
特に、新型コロナウイルス感染症対策に対するソウル市の防疫システムに関する質問については、71.7%が防疫について肯定的な回答が返され、感染防止・拡大防止政策が高い評価を受けていることが明らかとなった。