ソウル市は8月26日午後6時、ソウル市庁西小門(ソソムン)別館厚生棟4階講堂で「ソウル国際留学生フォーラム(Seoul International Student Forum:SISF)」政策提案発表会を開催する。
今年で4回目を迎えるこの発表会は、32ヶ国の外国人留学生フォーラムのメンバー84人が、ソウル市発展のための独創的なアイデアを提案するために設けられた場だ。
特に今年は、既存のプレゼンテーション形式から脱し、学生の斬新なアイディアをUCCをはじめとした様々な動画メディアを活用して自由に発表できるようにするなど、創造的なアイデアの発掘に重点を置いた。
また、優秀な政策提案はソウルグローバルセンターホームページ(
global.seoul.go.kr)に掲載し、外国人留学生フォーラムの広報資料として積極的に活用する計画だ。
今回の発表会では、ソウル留学生フォーラムに所属する学生が▴就職▴環境▴広報▴交通▴情報▴住居など6つの分野について、組別に政策提案が行われる。
最も目を引く提案は「路上ゴミ箱設置の拡大」で、ソウル市内の通りのゴミ箱不足によって不便を感じており、また自治区ごとにゴミ箱のデザインが異なるためリサイクル品を選別して出すことが難しいという点を指摘した。
ほかのアイディアには、留学生の就職を支援するためソウルグローバルセンターで「就職情報セミナー」を開催しようという提案で、ソウル在住留学生のソウル就職への高い関心を示している。