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プレスリリース

  • 「100年後のソウルに出会う」第4回ソウル都市建築ビエンナーレ開幕

  • プレスリリース SMG 334
    • 9月1日(金) 開かれたソンヒョン(松峴)緑地広場で開幕セレモニー…10月29日まで展示・学術・参加型イベント
    • 2日(土)フォーラムを皮切りに多彩なプログラムを運営…メタバースソウル展示も
    • テーマ展など5つの展示に230人余りの作家が参加…新しい経験を提供する様々な要素を用意
    • 市、「『建築』が断絶された土地・人をつなぐ媒介であることを『ソウルビエンナーレ』を通じて認識していただきたい」

    9月、ソウルが巨大な建築文化展示場になる。建築関連展示と学術行事、市民参加型プログラムが59日間みっちりと詰まっている「第4回ソウル都市建築ビエンナーレ」が2年余りの準備を終え、いよいよ開幕。今回は「土地の都市、土地の建築」というテーマで100年後のソウルの姿を市民と一緒に描く予定。

    ソウル市は、9月1日(金)18:00~20:00に開かれたソンヒョン(松峴)緑地広場で「第4回ソウル都市建築ビエンナーレ」開幕セレモニーを開くと発表した。1日(金)展示公開と2日(土)開幕フォーラムを皮切りに、開かれたソンヒョン緑地広場、ソウル都市建築展示館、ソウル市庁(市民庁)などで10月29日(日)まで多彩なプログラムが行われる。

    1日(金)予定の開幕セレモニーには、ソウル市のオ・セフン市長をはじめ、来賓、各国の駐韓外交使節、総監督、参加作家、市民など1千人余りが出席する予定。1部では、「第41回ソウル特別市建築賞授賞式」が、2部では開幕パフォーマンスと「第4回ソウル都市建築ビエンナーレ賞」授賞式などが行われる。

    <開幕2日目「フォーラム」を皮切りに講演・ツアーなど多彩なプログラム…

    「メタバースソウル」展示も>

    開幕セレモニーでは、110年間閉ざされていたソンヒョン洞敷地の歴史と、土地から始まった疎通、抱合を象徴する舞踊パフォーマンス「抱合の道」が披露される。四方と人をつなぐ水平的媒介としての「建築」を、舞踊パフォーマンスと公演(Dynamic Duo、Bボーイパフォーマンスなど)を通して表現する。

    2日目の9月2日(土)からは、開幕フォーラム、ラウンドテーブルが開かれる。ソウル市公共サービス予約(yeyak.seoul.go.kr)事前申し込み、または現場受付を通じて誰でも参加可能。フォーラムは、ソウル市の公式ユーチューブとソウル都市建築ビエンナーレユーチューブで生配信される。

    今年のイベントは、ソウルビエンナーレ初、屋外で開かれるだけに、内外部の空間を活用した多彩な市民参加型プログラムも用意されている。常時プログラムとして ▲展示ドーセントツアー ▲スタンプラリー ▲夕暮れの時ぼーっとしたり、夜空を眺めたりする「ノーアイデア(No Idea)」などが用意されている。また、新しい目線でイベントのテーマについて一緒に考える講演や都市建築経験を提供する体験・映画上映会なども行われる。

    また時間・空間的制約のない「メタバースソウル」展示空間でソウル100年マスタープラン展(ソウルグリーンネットワーク)、ソウル市建築賞大賞(1~40回)連携展示、イベントなども計画されている。

    市民参加型プログラムの詳しい内容や日程は、第4回ソウル都市建築ビエンナーレホームページ(2023.seoulbiennale.org)で確認できる。

    <国内外の作家230人余りが参加した5つの展示…様々な見どころで新しい経験を提供>

    第4回ソウル都市建築ビエンナーレは、計5つの展示で構成される。特に、今年は参加作家数が過去最多で、多様な技術とアイデアが取り入れられたコンテンツを披露し、ひと味違う経験を提供する。

    国内外の作家230人余りが参加した5つの展示…様々な見どころで新しい経験を提供
    展示名 内容 展示場
    テーマ展 テーマを説明する展示 開かれたソンヒョン緑地広場
    ソウル都市建築展示館
    ソウル100年
    マスタープラン展
    ソウルの100年後を描くマスタープランを提案 ソウル都市建築展示館
    ゲストシティー展 テーマに関する海外都市政策および
    プロジェクトを紹介
    ソウル都市建築展示館
    ソウル市庁市民庁
    グローバルスタジオ 世界31の大学が提案する
    漢江空間活用および緑地連結方策
    開かれたソンヒョン緑地広場
    現場プロジェクト 現場パビリオン設置および
    連携パフォーマンスなど体験型展示
    開かれたソンヒョン緑地広場

    <第4回ソウル都市建築ビエンナーレ展示構成>

    今回の目玉展示である<テーマ展>「土地の都市、土地の建築」では、アーガー・ハーン建築賞を受賞したRizvi Hassan、英国アシュデン賞の候補であるStudio Worofila、イタリア共和国功労勲章とDFAアジアデザイン賞(DFA Design for Asia Awards(DFAA))を受賞したチェ・ウクなど、韓国、スペイン、ノルウェー、オランダなど国内外の19人の作家の作品を紹介する。

    先端技術とデータを体系的に活用すると同時に、都心の自然をつなぐ「環境にやさしい密集都市」の青写真を提示する<ソウル100年マスタープラン展>は、ソウル都市建築展示館、アワーギャラリー(展示館~ソウル市庁連結通路)で行われる。国際コンペを通じて選ばれた作家40チームが協力したタイプ別展示と招待作家13チームの研究成果物が展示される。

    <ゲストシティー展>「パラレルグラウンド(PARALLEL GROUNDS)」では、土地の意味を拡張して再構成した都市の事例を紹介、すでに実現されたか進められているプロジェクトを共有する。ドイツのハンブルク、アメリカのニューヨーク、スイスのバーゼル、スペインのセビリア、日本の東京など、世界34都市、23チームが参加し、都市の密度と公共性について意見を交わす。

    日本の東京駅、KCAPのオイロパアレーなど、都市再開発から、Steven Holl、Herzog&de Meuron、Dominique Perrault、Jurgen Mayer H.など著名な建築家のグラウンド探索、ベルリン、バーゼル、ブダペスト、ノルディック・ユニオンなど都市間交流、John Lynn、Christian Dimmer、小林恵吾、ソン・ジウォン、ヨム・サンフン、ジャネット・キムなどが参加したリサーチプロジェクトも紹介される予定だ。

    <グローバルスタジオ>は、「メガシティの連結(Bridging the Megacity)」をテーマに、アジア、オセアニア、アメリカ、ヨーロッパなど13カ国24都市の31の大学が構想したアイデアを紹介する。作品は、開かれたソンヒョン緑地広場ハヌルソの下の空間に映像と建築模型、ドローイングなど様々な形で再現される。

    開かれたソンヒョン緑地広場で行われる<現場プロジェクト>は、「体験的ノード:収集された感覚」をテーマに6つのパビリオンが設置される。数戦個のレンズとAIイメージを活用し、100年後のソウルの姿をモザイクした<リワールド(Reworld)>、ソウルの地形をドローイングで表現した<ソウルドローイングテーブル(Seoul Drawing Table)>など、ソウルビエンナーレのテーマを自ら体験できる場を提供する。

    テーマ展の他にも5つの展示に参加した作家と展示を企画した専門家の資料は9月1日(金)から「第4回ソウル都市建築ビエンナーレ」公式サイトで閲覧・ダウンロードできる。

    ソウル市のハン・ビョンヨン住宅政策室長は、「今年は第4回ソウル都市建築ビエンナーレと第15回ソウル建築文化祭が開催され、さらに多彩な展示とプログラムを披露する予定である。これから2カ月間多くの市民が参加していただければ幸いだ」とし、「今回のイベントを通じて『建築』が単純な技術ではなく、『断絶された土地と人をつなぐ媒介』として認識されることを期待する」と述べた。

    添付関連イメージ

    [テーマ展]
    インターアクティブプラットフォーム

    [ソウル100年マスタープラン展]Type F100年後、熱力学的バランスが取れたソウル
    Ji Otterson Studio

    [ゲストシティー展 参加作品[
    東京宮下公園
    Nikken Sekkei、Koji Horiuchi撮影

    [現場プロジェクト]
    リワールドReworld
    キムチアンドチップス

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