公共機関のコールセンターとしては最も規模の大きい120ダサン・コールセンターは、市・区の所管業務とは別に、文化イベントや交通情報、水道など、ソウルでの生活に関連した様々な質問に対応するために自治区標準相談データベースを構築、2009年11月18日に統合・オープンしました。
11月18日(木)に統合1周年を迎えた120ダサン・コールセンターは、統合前より1日平均の相談件数が2万件以上増え、ソウルを代表するコールセンターに定着したとソウル市の関係者が発表しました。
ソウル市の関係者によると、120ダサン・コールセンターの統合以降の1日平均の相談件数は4万514件と、統合前の1万9707件の2倍以上に増えており、この1年間で計1288万7764件の相談を受けました。
一方、120ダサン・コールセンターは、サービスの質の向上だけでなく、多様なサービスを開発することでさらに発展を続けています。また、同時に、1年前から120ダサン・コールセンターのホームページから無料相談を受けられるように「ウェブ・コール・サービス」も開始しました。
さらに、2009年3月からは携帯電話を利用した文字メールによる相談サービスを、2010年2月24日からは英語、中国語、日本語、ベトナム語、モンゴル語など、5カ国語での外国人相談サービスを開始し、誰でも利用できるようになりました。
ソウル市のキム・チョルヒョン市民コミュニケーション企画官は、「お問い合わせの内容は、現在、市民の皆様がどのような分野に興味を持っているかを把握する重要な資料にもなっている。今後も市民の生の声を聞くことのできる最も身近なコミュニケーションの窓口になるべく努力したい」と述べました。