捨てられる雨水を利用したくても方法がわからない市民に建物の形態と用途に合った雨水利用施設をPR・案内する「第2期雨水利用主治医」が8月から活動を開始しました。今回任命された雨水利用主治医は、プロボノまたはボランティアとして2016年6月まで活動します。
雨水利用施設は、雨水を建物の屋根に設置されたタンクに溜め、簡単な処理を経て家庭菜園や造景、トイレ、床の清掃などに活用する環境にやさしい水資源活用方法ですが、維持管理や活用方法がわからない多くの市民には使用が容易ではありませんでした。
そこで雨水利用主治医らが、雨水利用方法をよく知らない市民に雨水利用施設について詳しくご紹介します。
ソウル市は、雨水利用制度が水道水よりも雨水のほうが農業に適していることを知る都市部の農夫にとても有益な制度になり、これを通じて健康な水循環都市がつくられることに期待を寄せています。