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ソウル市総合ニュース

  • 「第3回ソウル文化の夕べ」、ソウル都心で文化探険

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    貞洞・北村・仁寺洞・大学路・弘大一帯で「第3回ソウル文化の夕べ」を開催

        8月21日の夜のソウルは「眠らない夜」でした。ソウルの古宮、美術館、博物館は、深夜12時まで開場し、わずか1万ウォンで公演や展示会を一日中、思う存分楽しめる「第3回ソウル文化の夕べ」が開催されたからです。昼の12時から夜の12時まで、ソウル広場をはじめ、貞洞(チョンドン)、北村(プクチョン)、仁寺洞(インサドン)、大学路(テハンノ)、弘大(ホンデ)の5つの地域一帯で多彩なイベントが繰り広げられました。


        中区貞洞一帯では、近代化の歴史が残る場所にふさわしい「歴史探険」をテーマにしたイベントが行なわれました。貞洞通りの音楽噴水台とソウル歴史博物館の前広場ではジャズ公演が、徳寿宮(トクスグン)中和殿(チュンファジョン)の前広場では古宮クラシック公演が行われ、ナンタ専用劇場の入口にはナンタ体験ゾーンや出演俳優と写真撮影ができるスペースが設けられました。貞洞劇場バックステージ・ツアー、チャング(杖鼓)体験、韓国で初めて奉献された貞洞第一教会のパイプオルガンによる演奏会、ソウル市立美術館1階ロビーでの「真夜中の音楽会」なども無料で行われました。

        北村地区では、朝鮮初期に造成された星を眺める観象監観天台、昌徳宮(チャンドクグン)の洗濯場、15日ごとにきれいな水が湧き出た石井(ソクジョン)ポルム井戸跡など、粋な伝統と情緒あふれる風景が調和した、私たちの知らない様々な生活の様子が隠された場所をたどっていく「ロマン探険」が行なわれました。ソウルの都心で一枚の絵画のような美しい風景を大切に守ってきたハノク(韓国伝統家屋)マウルと路地のあちこちにある異色の博物館、美術館、ギャラリーなども観覧し、また北村の職人による試演プログラムも北村の様々な場所で披露されました。

        仁寺洞では、韓国の美しい伝統の魅力にたっぷり浸かることができました。ギャラリーは夜12時まで開場し、老若男女、韓国人、外国人、誰でも楽しめる伝統工芸ハンマダンや伝統遊びハンマダンが設けられ、重要無形文化財第15号に指定された「北青獅子ノルム」の素晴らしい公演が行われました。

        芸術と若い熱気に溢れた「大学路」では、小劇場での公演をはじめ、多彩な展示・文化体験プログラムが行われています。今回の「ソウル文化の夕べ」では、「1万ウォンの大学路文化パス」で日中から深夜までテーマ別の公演を楽しむことができ、大学路がより一層特別な空間に変身しました。

        マロニエ公園常設舞台で行なわれた野外公演、多採な文化空間で観覧する個性あふれる異色展示、ソウル演劇センターが企画した大学路演劇ツアー、特殊専門メイクアップアーティストの講演と試演、直接参加できる特殊メイク教室など、大学路ならではの多様なプログラムが行われました。

        弘大一帯のライブハウスでは、若いエネルギーと個性に満ちた爽快なライブステージが行なわれ、弘大一帯のあちこちで行われた多彩な野外ストリート公演は真夏の熱帯夜を吹き飛ばしてくれました。若手の作家や芸術家の試作品が展示されたギャラリーやオルタナティブスペース、フリーマーケット、ワウ本市場、録音室・練習室体験などは、一般市民が直接参加して弘大の文化を楽しむ良い機会になりました。

    魅力あふれる「ソウルの夕べ」をソウルを代表的する夜間観光文化商品に育成

        今年で3回目を迎えた「ソウル文化の夕べ」は、ソウルの文化インフラを効果的に活用することで、ソウル市民や観光客の皆様はもちろん、文化施設、地域住民、誰でも一緒に楽しめる楽しい祭典をつくり上げる目的で企画、実施されました。今年は昨年よりも多い、約270の文化施設が自主的に参加し、多採なプログラムが企画されました。

        ソウル市は、「ソウル文化の夕べ」を毎年8月に定期的に開催し、ドイツの「博物館の長い夜」、フランスの「白夜祭」など、海外の夜間文化観光商品に匹敵するソウルを代表する夜間観光文化商品に育成していく計画です。
北村、 このように変わります北村は住居地域です観光客の立入制限