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プレスリリース

  • 「新しい光化門広場」再造成事業 年末まで市民と全方位的なコミュニケーションを

  • プレスリリース SMG 513
    • 「傾聴・討論・公開」の3大基本方針のもと市民とのコミュニケーション推進、全過程をオン・オフラインで公開し透明性確保
    • 光化門市民委員会、反対市民団体などとの議論を通じてコミュニケーション案を考案
      1. 300人の市民を募集しDDP(12月7日)、世宗文化会館(12月15日)にて「市民大討論会」開催
      2. 市民大討論会に先立ち、10月18日第1回専門家公開討論会など全4回実施、訪問型専門家討論会で十分な情報提供…誰でも参観可能
      3. 体感度の高い生活議題を中心に民主主義ソウル、ホームページ、mVotingで「オンライン討論」並行
      4. パク・ウォンスン市長が光化門近隣の5つの洞を訪れる「現場コミュニケーション」、年末には「地域住民合同討論会」も

    ソウル市が、新しく生まれ変わる光化門広場の整備にあたり市民の声をこれまで以上に色濃く反映させると宣言したなか、年末までオンライン・オフラインを活用した全方位的な市民コミュニケーションに乗り出す。ソウル市は新しい光化門広場の整備について、この3年間で単独プロジェクトとしては前例がない100回あまりに渡る市民論議を重ねてきた。しかし、より幅広いコミュニケーションに対するニーズがあることを受け、市民の声をより積極的に反映し完成させるとの計画を、今年9月19日に発表した。 市民コミュニケーションの3大基本方針は、「傾聴・討論・公開」だ。市民が新しい光化門広場の主役、主体となれるよう、市民の多様な意見に耳を傾け生産的な討論を行うことを目標としている。全ての過程はオンライン・オフラインで公開し透明性を確保する。 10月18日(金)第1回専門家公開討論会を皮切りに、全4回に渡って「専門家公開討論」を開き、市民に十分な情報を提供しこれに基づき今年12月、2回に渡って「市民大討論会」を開催する。地域住民の意見を吸い上げるために、パク・ウォンスン市長自らが近隣の5つの洞を訪問する「現場コミュニケーション」を実践し、年末にはその争点をまとめ「合同討論会」を実施する計画。 このようなオフラインコミュニケーションと併せて「オンライン討論」も行う。「民主主義ソウル」や「光化門広場ホームページ」、「mVoting(モバイル投票)」など様々なチャンネルを活用する予定。 ソウル市は、歴史性、歩行性、市民性を回復した新たな光化門広場の整備に向け、まずは年末までに市民の意見をこのような方法でとりまとめ、必要に応じて期間を延長し市民とのコミュニケーションを続けていくとしている。 市民コミュニケーションは大きく4つの方法で行われる。①市民参加を中心とした「市民大討論会」、②議題別の「専門家公開討論」、③市民が描く光化門広場のあり方を共有する「オンラインコミュニケーション」、④地域住民との「現場コミュニケーション」である。 一つ目の「市民大討論会」は、新しい光門広場に関する主要テーマのうち、市民の意見聴取が必要な争点について長時間論じ合う円卓討論式で行われる。参加を希望する市民を300人募集し、12月7日(土)はDDPにて、12月15日(日)は世宗(セジョン)文化会館世宗ホールにて、2回に渡って開催する。 二つ目の「専門家公開討論」は、市民大討論会に先立ち市民に十分な情報提供を行うという趣旨のもと実施される。10月18日(金)の初の公開討論を皮切りに、11月末まで全部で4回開かれる。1回目で議題を提起し4回目までに討論の争点を整理する形で行う計画。光化門市民委員会、市民団体、推薦専門家などが参加し、希望する市民は誰でも参観できる。「第1回専門家対市民公開討論会」は、18日(金)午後3時「光化門広場の再構造化はなぜ必要か」というテーマで教保(キョボ)ビルコンベンションホール(23階)で開催する。さらに公開討論とは別に、「訪問型専門家(学会など)討論会・セミナー」も開催する。これを通じて、専門家公開討論や市民大討論会に参加したくてもできない専門家を招き、より多様な分野の専門家の意見を聴取できるようにする。 三つ目の「オンライン討論」は、市民の日常生活に根差した議題に対する意見聴取のチャンネルとして活用するもので、新しい光化門広場に対する市民の関心を高めるきっかけにすることを目標としている。歴史性といった大きなテーマはオフライン討論会で扱うが、市民が参加しやすいオンラインでは「暮らしのなかの光化門広場」や「出勤路としての光化門広場」のように、体感型のテーマについて自由に意見を出し合えるようにする計画。市は、テーマの重みに従って「民主主義ソウル」(分野別主要テーマ)→「光化門広場ホームページ」(分野別詳細テーマ)→「mVoting」(市民体感型テーマ)の3つのチャンネルを用いてより具体的かつ明確に市民の意見を集める。 最後に、パク市長が自ら光化門広場一帯を訪れ住民との「現場コミュニケーション」を図る。近隣の5つの洞(三清(サムチョン)、社稷(サジク)、清雲孝子(チョンウンヒョジャ)、平倉(ピョンチャン)、付岩(プアム))をそれぞれ訪れ住民と会うほか、洞住民センターなどで市民の様々な意見に耳を傾ける聴策討論会も予定されている。 また、現場訪問で集めた意見のうち、より多くの地域住民と共に議論すべき争点をまとめ、年末に「地域住民合同討論会」を実施する。パク市長が自ら主宰するこの討論会では、光化門近隣の地域住民は誰でも参加できるようにし、時間制限を設けずに議論を尽くすとしている。 ソウル市都市再生室のカン・メンフン室長は、「光化門広場の主役であり広場の主体となるのは市民。新しい光化門広場に対する市民の熱望と思いを傾聴し意見を集められるコミュニケーションの機会と接点を拡大していきたい」とし「光化門市民委員会や地域住民、市民団体など、現場の多様な声に広く耳を傾け、市民の参加のもと『新しい光化門広場』を作り上げていきたい」と話す。