ソウルグローバルセンターでは12月3日午後3時30分、ソウル歴史博物館講堂において「多文化学堂・口演童話クラス発表会」を開催し、多文化家庭の約150人が参加した。
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ソウルグローバルセンターが運営している多文化学堂と韓国語教室・口演童話クラスの受講生が韓国語で童話の口演を行い、親子で韓国の童謡を各国の言語で歌うなど、楽しい発表会となった。
ベトナム、中国、ロシア、ベラルーシなど、様々な国の出身の親子約10人が童話「蕪のお話」を韓国語で口演した。さらに、モンゴル、ベトナム、フィリピンなどの多文化家庭の児童約20人は童謡「きらきら星」をそれぞれ母親の国の言葉で歌い、ロシアと中央アジアの多文化家庭の約20人のチームはロシア語で「幸せなら手をたたこう」を歌った。
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他にも親子で参加する世界各国のファッションショーや各国の事情を紹介する時間も設けられた。
ソウルグローバルセンターは毎週土曜日、多文化家庭の親子を対象に多文化学堂を運営しており、結婚移民者の母親には韓国語を、その子女には6カ国出身の結婚移民者の講師が母親の国の言葉を教える「バイリンガル教室プログラム」を行っている。
また、韓国語のうち、習得が難しい部分や、発音の難しいオノマトペを学べるよう韓国語教室・口演童話クラスも毎週末開かれている。
ソウル市は来年にも多文化学堂と韓国語教室・口演童話クラスを運営する予定であり、2012年3月には申込みを受け、4月はじめには授業が始まる。
詳しくはソウルグローバルセンターのホームページ
http://global.seoul.go.krを参考にするか、または電話による02-2075-4141問い合わせを受け付けている。