一日平均1,900人、年間68万人が利用、南山への訪問客が増加 ソウル市は、観光客やソウル市民が南山(ナムサン)に気軽に登れるようにと2009年6月30日に運行を開始した「南山オルミ」の利用客が年間で68万人に達したと発表しました。「南山オルミ」の運行を始める前は、南山を訪れる観光客やソウル市民の数が平日で1日200~300人程度でしたが、今では1日1900人と大幅に増加しました。世界でも珍しい室外傾斜型エレベーター「南山オルミ」を設置・運行することで南山を訪れる観光客やソウル市民が増加し、ソウルのイメージアップと南山へのアクセスの向上に大きく貢献しています。
南山3号トンネル入口からケーブルカー乗り場までの傾斜型エレベーター、「南山オルミ」を無料運行 「南山オルミ」は、南山3号トンネルの竣工記念塔広場入口と南山ケーブルカー乗り場の間に設置された韓国で初めての室外傾斜型エレベーターです。この傾斜型エレベーターは、周囲を透明なガラスにすることで外観が美しく、また乗客が外の景色を鑑賞することができます。このエレベーターを利用すれば、明洞(ミョンドン)駅や会賢(フェヒョン)駅などから南山Nタワーまで簡単に行けます。
ソウル市の関係者は、「これまでは体の不自由な方やお年寄り・子どももケーブルカー乗り場までの傾斜のきつい階段を登らなければならなかったが、傾斜型エレベーターを設置することでその問題を解消することができ、それが観光客の大幅増加につながったと思う。今後も南山へのアクセスをもっとよくするために継続して改善を図っていく」と述べました。
南山ケーブルカーへのアクセス
- 地下鉄4号線明洞駅4番出口 → 盤浦路(パンポロ)を南山3号トンネル方向へ → 南山オルミ乗り場 → ケーブルカー乗り場(約590m、12分所要)
※明洞駅1番出口 → 小波路(ソパロ) → ケーブルカー乗り場(約1,200m、22分所要)を利用するよりも10分短縮できます。
- 地下鉄4号線会賢駅1番出口 → 会賢地下ショッピングセンター6番出口 → 盤浦路を南山3号トンネル方向へ → 南山オルミ乗り場 → ケーブルカー乗り場(約790m、15分所要)
- バスを利用する場合
- – 市庁方面のバス:盤浦路(パンポロ)「南山3号トンネル停留場」で下車 → 南山オルミ乗り場(約180m)
※青のバス:143、401、406、503、505 緑のバス:7013(A・B)
- – 江南方面のバス:盤浦路「南山3号トンネル停留場」で下車 → 地下車道利用 → 南山オルミ乗り場(約210m)
※青のバス:143、401、406 黄色のバス:Y03