今年4月、ソウルの観光名所「明洞」の真ん中に、韓国の地域の魅力を発信し、「マイ旅行プラン」を作成してくれる特別な空間がオープン。江原‧慶北‧忠北など、地域の観光情報やご当地商品も用意されている。‧
ソウル市は、明洞(中区明洞10ギル35-12)に韓国の地域文化と旅行コンテンツを体験できる地域観光アンテナショップ「トリップジップ(Tripzip)」を設け、4月1日(月)から運営すると発表した。
地域旅行·観光、文化コンテンツを全部まとめているとの意味をもつ「トリップジップ」は、ソウル以外の地域の観光情報を紹介するとともに、地域と協力する目的で作られた。▴ 江原道 ▴慶尚北道 ▴忠清北道 ▴全羅北道 ▴安東市 5つの自治体の観光情報を国内外の観光客に紹介する。
「自治体PRゾーン」には、季節ごとに楽しめる祭りや観光名所、ご当地商品などの観光コンテンツが展示される。ご当地商品は、現場で直接購入でき、販売処も案内している。メディアウォールが設置されている「メディアゾーン」では、地域の観光名所、祭りのPR動画を流す。
「体験ゾーン」では、安東の木綿を使ったカードづくり、慶北儒教博物館の木板印出体験など、地域色のある文化体験や地域の食べ物·飲み物(太白タンタンカンジョン、順天サイダー、永同ワインなど)の試食など、五感を満たすコンテンツが用意される。
「コンシェルジュデスク」では、初めて韓国を訪れた外国人観光客のために英語、日本語、中国語ができる案内人が、1:1でスケジュールと嗜好に合わせた「マイ旅行プラン」を一緒に考えるサービスを提供する。
市は、地域観光アンテナショップ「トリップジップ(Tripzip)」を通じて、地域訪問や観光に実際つながるように、様々な体験型コンテンツを拡大、アップデートする。また、ご当地カフェポップアップストアも順次オープンし、地域限定のご当地飲み物も紹介する計画だ。
なお、市は「トリップジップ」を国内外の観光客に発信するために4月1日(月)~4月8日(月)「宝探しイベント」とSNSハッシュタグ(#)イベントを行う。
ソウル市のキム・ヨンファン観光体育局長は、「外国人観光客に『ソウル』が韓国で最も有名な観光地として知られているが、ソウル以外にも魅了的な観光地が多くある」とし、「今回の地域観光アンテナショップのオープンを機に、地域観光に興味を持ち、『観光分野』においてもソウルと地域の協力が続くことを期待している」と述べた。
添付 地域観光アンテナショップの画像
<地域観光アンテナショップ内部·メディアウォール>
<自治体PRゾーン>
<コンシェルジュデスク>