「メタバースソウル」が、世界最大規模の週刊誌「タイム(TIME)誌」において、2022年最高の発明品(TIME’s Best Inventions of 2022) 200に選ばれた。
TIME誌は毎年「今年最高の発明品」というタイトルのもと画期的な発明を選び紹介しているが、ソウル市の「メタバースソウル」はメタバース分野において唯一の公共分野として選ばれ、グローバル企業の革新的な発明品と肩を並べることとなった。
2022年、メタバース分野に選定された発明品は合計4つである。ソウル市独自のメタバースプラットフォームである「メタバースソウル」、マイクロソフトの個人アバターを通じて仮想環境で現実のような会議をすることができるMicrosoft社の「Mesh for Microsoft Teams」、革新的なバイブレーション触感を体験できるActronika社の「Skinetic Haptic Vest」、物理世界とデジタル世界を統合する没入型交差装置プラットフォームであるMagnopus社の「Connected Spaces」だ。
メタバースソウルは、韓国の自治体内だけでなく、世界中の地方自治体の中でも初めて推進されているソウル市独自のメタバースプラットフォームで、ソウル市は2021年10月に策定された「メタバースソウル推進基本計画」に基づき、2022年にメタバースソウルの第1段階推進事業に着手した。
メタバースソウルは世界中の都市の中でも初めて構築されているメタバースプラットフォームであるだけに、正式なリリース前から海外からも高い関心が寄せられている。今回もまた、正式リリース前に「TIME誌」の今年最高の発明品として選ばれたことにより、ソウル市のメタバース事業の存在感はますます高まることが予想される。
ソウル市は2022年上半期に「メタバースソウル市庁」というパイロットサービス、8月にメタバースソウルの非公開テスト運営(CBT)を経て、11月末のサービス提供を目標にプラットフォームの完成度を高めることに全力を挙げて取り組んでいる。2022年にメタバース第1段階事業を成功させ、残りの第2・第3段階事業を通じてソウル市のメタバースプラットフォームをますます高度化させることで、スマート都市をリードするソウルの世界的な存在感をより高めていく計画だ。