行政自治省が主催する協業優秀事例発表大会で、ソウル市の「タクシー・ポットホール通報システム」が最優秀事例に選定されました。
2014年は、機関同士の情報共有だけでなく、業務短縮分野の新設や公共機関への拡大に伴い、計255の協業事例がノミネートされました。その中からソウル市の「タクシー・ポットホール通報システム」が最優秀事例に選ばれました。ソウル市と(株)韓国スマートカードとソウル個人タクシー輸送事業組合は、4月にタクシー・ポットホール通報システムに向けた業務協約を締結しました。
タクシー・ポットホール通報システムは、個人タクシーの運転手が運転中に破損した道路を発見した場合、タクシー内に設置されたカード決済機のボタンを押して通報する方式で、カード決済機に内臓された位置情報追跡機能(GPS)で破損した道路の位置が自動的に転送されるシステムです。
通報された道路の位置情報は、韓国スマートカード社のタクシー情報システムに自動的に転送され、破損した位置や通報・受付・補修日時などをウェブ地図でも手軽に確認することができます。
現在、ソウル市内400人のタクシー・モニターが活動しており、彼らがこれまでに通報したポットホールは約4200件で、ソウル市は通報から24時間以内に補修を行っています。