10月20日(木)から30日(日)まで、ソウルの価値あふれる遺産を込めた感覚的かつモダンなソウル象徴観光記念品を発掘するために開催された「第10回ソウル象徴観光記念品公募展」の受賞作展示会が、ソウル観光プラザ1階の旅行者カフェにて開催される。
「第10回ソウル象徴観光記念品公募展」は6月に出品作の受付を行い、実物審査、大衆審査、深化審査を経て、合計28作品が選定された。記念品をさまざまに活用できるよう、2021年に続いて公募を実施した「プレミアム部門」では、最終的に「日、山、川(ニットスカーフ)」、「ヘチ(陶磁器オブジェ)」、「ソウル螺鈿ツートーン木目トレイ」が選ばれた。
ソウルパターン「日、山、川」ニットスカーフは、綿100%素材のスカーフで、ソウルのシンボルである「太陽、山、漢江」を利用してソウルを象徴することのできるパターンをデザインし、これを純綿製のニット生地に組み合わせて開発した。青華磁器を活用して諧謔の特徴を活かした「ヘチ」の陶磁器オブジェと、ソウルを代表する建物を螺鈿パターンとして表現した螺鈿木目トレイという3つの製品が、ソウルの美しさを伝えるプレミアム部門の観光記念品として選定されたといえる。
「一般部門」において栄誉に輝いたのは、キョンボックン(景福宮)・63ビルなどソウルを代表する建物を盃に込め、お酒やお茶を楽しむたびにソウルを象徴するものを楽しむことができるよう開発した陶磁器カップ「ソウル愛(エ)ダムダ」が受賞した。
今回のソウル象徴観光記念品公募展の受賞作には、ソウル市長賞が授与されるとともに、ソウル市が買い入れソウル市政の業務推進に役立つPR用に活用する予定である。今回の展示を通じてソウルの魅力をアピールしつつ、新たな観光価値を創出する斬新なアイデア記念品を発掘することで、地域観光の活性化に寄与できるものと期待できる。
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日、山、川
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ヘチ
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ソウル螺鈿ツートーン木目トレイ
大賞
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ソウル愛(エ)ダムダ