ソウル市の「村の弁護士」が施行2年の間に市民たちの法律の悩み9,296件を解消した。ソウル市の「村の弁護士」は、生活の中での法律の悩みや疑問を近くにある洞住民センターで気軽に相談できる制度である。
ソウル市の村の弁護士は公益活動に関心のある弁護士(村あたり1、2人)と村を1:1に連結する制度で、誰でも近い洞住民センターで別途費用なしで法律相談を受けることができるサービスである。村の弁護士たちが相談に乗ってくれる事件は債権・債務関係、賃貸借、不動産、階間騒音など様々だ。村の弁護士は事件の軽重を問わず、村の解決士の役割を果たしている。
ソウル市の村の弁護士は2014年12月、法律事務所が不足していた脆弱地域83洞166人を皮切りに段階的に拡大し、現在344洞で622人の村の弁護士が活動中だ。
村の弁護士の活動を通じて洞住民センターはもちろん、住民たちとの強い紐帯が形成されれば、生活の法律教養講座はもちろん、住民自治委員会のような各種委員会や村のイベントに参加するなど、多様な活動にもつながる。
また、来年の上半期にはソウル市全424洞に拡大を控え、事業方向及び全般的なマニュアルを見直して運営の充実を図る予定だ。