47年間にわたり車だけが行き交っていた高架道路から、韓国初の高架歩道に生まれ変わった「ソウルロ7017」が、開場100日を迎えた。
開場以降、猛暑と豪雨がつづく天気の中でも、100日間で計380万人(2017年5月20日から8月27日までの予想累積訪問客数)が「ソウルロ7017」を訪問した。平日は1日平均2万人、週末はその2倍の約4万人が訪れ、外国人観光客数も20万人に達した。
スンニェムン(崇礼門)、ソウル駅をはじめとする歴史的な建築物、高層ビル、鉄道などのソウルの多彩な姿を一目で見渡せる高架歩道、その道の上で出会える228種の花と木、また夕方には紺青に染まる神秘的な夜景まで、「ソウルロ7017」の多彩な魅力は、韓国は無論のこと海外にも伝えられ、新しい撮影スポットとして浮上している。韓国内外で計40件余りのコマーシャル、ドラマ、旅行番組の撮影がこれまで100日間に行われた。
人工地盤の上の生命力も一層活気を増している。草一本なかったソウルロに根を下ろした228種(24,000本)の花や木は、梅雨と猛暑を乗り切り、約93~97%の生存率を示して華やかさを添えている。
ソウルロ運営における最優先事項は、第一にも第二にも「安全」である。開場序盤であるだけに、現在も不備な点などの補完が続けられている。安全諮問委員会の意見を反映させて、欄干への案内文の掲示、案内放送の実施、欄干下部の安全ネット設置など安全対策を強化し、24時間総合状況室も運営している。
このように、ソウルロ7017は歩行、歴史・文化、産業経済、生活環境、共同体再生を切り開くガバナンスと連結のプラットフォームとしての役割を忠実に果たすため運営の充実化に努めている。
<開場100日記念「ソウルロ100日間の自然」展示会を8月26日から9月1日 まで展示、その他の展示‧お祭りも相次いで開催 >
一方、ソウル市は開場100日を記念して、100日祝いとして「ソウルロ100日間の自然」展示会を8月26日(土)から9月1日(金)まで7日間開催する。
また、9月からは、秋に備えてフォトゾーンでセルフウェディング撮影などができる「愛の写真館」、お昼休みの合間に昼寝を楽しめる「昼寝の余裕」、帰宅途中にその場に居合わせた見知らぬ人々とボードゲームを楽しめる「露天ボードゲームカフェ」などの常設プログラムと多彩な展示・お祭りが催される。
人形劇「オヌリ」 | バラステージ公演 |
ハローアーティスト展示 | 夏祭り「ソウルロgo」 |
市民掲示板の外国人の感想 | ムクゲ祭り |
手製靴縫製協会の連携広報 | ボランティアガーデニング |
□ 人と人をつなぎます。(マンリ洞広場中心のお祭りとイベント)
イベント名 | 概要 | 予想人数 |
---|---|---|
ソウルロ 100日間の自然展示会 |
– 期間:2017年8月26日~9月1日 – 場所:マンリ洞広場 – 内容:環境造景大典出品作、花卉、細密画など展示 |
500人 |
2017生命と愛の大祝祭 「ぜんぶ大丈夫」 |
– 期間:2017年9月2日 – 場所:マンリ洞広場 – 内容:生命パフォーマンス、フラッシュモブ、広報ブースを運営 |
1,000人 |
ファーマーズマーケット | – 期間:2017年9月2日 – 場所:マンリ洞ユンスル周辺 – 内容:都農交流の活性化のための農水特産物販売 |
500人 |
ソウル公正観光祭り | – 期間:2017年9月6日~9月8日 – 場所:マンリ洞広場 – 内容:公正観光の広報、旅行テーマ図書展示、コンサート |
1,000人 |
障害者 オウルリムハンマダン |
– 期間:2017年9月9日~9月10日 – 場所:ソウルロ全区間 – 内容:公演、特技自慢など |
500人 |
大腸がん ウォーキングイベント |
– 期間:2017年9月12日 – 場所:マンリ洞広場、高架上部 – 内容:大腸の健康に対する関心向上のためのウォーキングイベント、展示など |
1,000人 |
世界文字 シンポジア2017 |
– 期間:2017年9月14日~9月17日 – 場所:マンリ洞広場 – 内容:文字をテーマにした公演・展示などのプログラム運営 |
3,000人 |
ソウルストリートアート シーズンフェスティバル |
– 期間:2017年9月22日~10月1日 – 場所:マンリ洞広場、高架上部 – 内容:パフォーマンス、文化芸術公演など |
3,000人 |
ソウル名山トレッキング | – 期間:2017年9月23日 – 場所:マンリ洞広場 – 内容:マンリ洞広場~ナムサン(南山)トゥルレギルなどをトレッキング |
1,000人 |
2017開かれた音楽の日 | – 期間:2017年9月23日 – 場所:マンリ洞広場 – 内容:ソウルトゥッティアンサンブルによる演奏 |
500人 |
ソウルを歩こう フェスティバル |
– 期間:2017年9月24日 – 場所:マンリ洞広場 – 内容:マンリ洞広場~ハンガン(漢江)公園を歩くフェスティバル |
1,000人 |
ストリートアート フェスティバル |
– 期間:2017年10月5日~10月8日 – 場所:マンリ洞広場、高架上部 – 内容:文化芸術公演、パフォーマンスなど |
3,000人 |
統一博覧会 | – 期間:2017年10月12日~10月15日 – 場所:マンリ洞広場 – 内容:統一に関する公演、展示 |
10,000人 |
クンセプロジェクト | – 期間:2017年10月16日~10月18日 – 場所:マンリ洞広場 – 内容:演劇公演 |
500人 |
乳がん意識向上 キャンペーン (ピンクリボン) |
– 期間:2017年10月20日~10月21日 – 場所:バラマダン、高架上部 – 内容:公演、トークショー、パフォーマンス |
5,000人 |
「ソウルロつなぐ Festival」秋祭り |
– 期間:2017年10月21日 – 場所:マンリ洞広場、高架上部 – 内容:公演、体験ブース |
1,000人 |
韓英交流の年記念 コネクティッドシティ |
– 期間:2017年10月25日~10月29日 – 場所:マンリ洞広場、高架上部 – 内容:ミュージック、プレイアブルなど |
5,000人 |
ソウルロ我が町祭り | – 期間:2017年11月2日~11月5日 – 場所:マンリ洞広場 – 内容:チュンリム(中林)総合社会福祉館と共に楽しむ地域住民祭り |
500人 |
韓英交流の年記念 コネクティッドシティ |
– 期間:2017年10月25日~10月29日 – 場所:マンリ洞広場、高架上部 – 内容:ミュージック、プレイアブルなど |
5,000人 |
ソウルロ我が町祭り | – 期間:2017年11月2日~11月5日 – 場所:マンリ洞広場 – 内容:チュンリム(中林)総合社会福祉館と共に楽しむ地域住民祭り |
500人 |
秋祭り ウォーキングデー |
– 期間:2017年11月11日 – 場所:ソウルロ全区間 – 内容:ウォーキングと公演 |
500人 |
冬祭り 光から世界へ |
– 期間:2017年12月1日~12月30日 – 場所:ソウルロ全区間 – 内容:光と氷の展示・体験 |
50,000人 |
□ 人と自然をつなぎます。
イベント名 | 概要 |
---|---|
ハローアーティスト展示 | – 期間:2017年7月~9月10日/9月22日~11月9日/11月20日~ – 場所:ソウルロ展示館 – 内容:NAVER文化財団後援、イ・ウソンほか3名の作家の作品を継続的に展示 |
ユンスル活用プログラム | – 期間:2017年8月~12月 – 場所:ユンスル – 内容:舞踊、瞑想、サウンドアート展示など約20のイベント |
ソウルロバスカーズ | – 期間:2017年8月~10月 – 場所:ソウルロ全域 – 内容:多彩なジャンルのストリート公演 |
ソウルロ愛の写真館 | – 期間:2017年8月26日/8月27日/9月2日/9月3日 (3回) – 場所:バラマダン – 内容:植物の植木鉢を背景にしたフォトゾーン提供 |
ソウルロ旅立つ 小さなコンマ |
– 期間:2017年8月24日~10月23日 – 場所:バラマダン・木蓮マダン – 内容:露天ボードゲーム(7回)、昼寝の余裕(7回)、芸術相談所(2回)、ツーリストブッククラブ(6回)など |
ソウルロ市民と 通ずる |
– 期間:2017年8月~12月 – 場所:ソウルロ全域 – 内容:人形劇定例公演(10回)、ソウルロ共感覚遊び(30回)、植物お絵描き教室(15回)、解説のある散歩(75回) |