今月で発足2周年を迎えるソウル市投資誘致専門機関「インベストソウル(Invest Seoul)」の積極的な投資誘致活動により、昨年、ソウル市が海外直接投資(Foreign Direct Investment。以下、FDI)において誘致金額で歴代2位に相当する成果を上げたことが分かった。
ソウル市によると、2023年のFDI額は147億ドルで、発足時の2022年の107.3億ドルに比べて37%(+39.7億ドル)増加した。特に、金融・保険業(86.5億ドル、+43.1億ドル)と新規投資(56億ドル、+24億ドル)で過去最大を記録するなど、金融部門で潜在力を持つ魅力的な投資先として、ソウルが世界から注目されていることが確認できた。
※ソウルのFDIにおける歴代1位:2021年180億ドル
今年の2024年、インベストソウルは、世界の投資家に向けて投資しやすい都市「ソウル」を積極的にアピールし、投資決定から投資の実行、安定したソウルでの定着まで、投資誘致の全過程に対するワンストップトータルケアサービスを強化し、ソウルへのFDIの流入を最大限引き出す計画だ。
ホームページ(英語):https://investseoul.org/eng/mainPage.do
ロンドンIR(2023年3月)
ソウル市とベスタス社がMOUを締結(2023年3月)
ニューヨークIR(2023年9月、投資家向けソウルフォーラム)
ソウル市とDIFCがMOUを締結(2023年10月)
ソウル市長とDIFC総会長との面会(2023年10月)
中東IT展示会に参加(2023年10月、EXPAND NORTH STAR)