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福祉/健康/安全ニュース

  • 「アリス、安心してお飲みください」…ソウル市、原水から家庭に至るまで水質検査項目を拡大して厳しい水質管理を実施

  • ソウル市総合ニュース 박 은주 1,000
    • 2025年のアリス水質検査項目は、韓国国内最多の357項目…WHO推奨項目の2倍以上、「飲料水水質基準」の6倍
    • ソウル市、水の味・匂いの管理と訪問するアリス品質確認サービスなど市民が信頼できる品質管理に最善を尽くす

    ソウル市は、韓国国内最多項目の水質検査を実施して、厳格かつきめ細かな水質管理に努める。ソウル市は、市民の健康と直結するソウルの水道水アリスを市民が安心して飲めるよう、2025年には法的に規制されていない未規制物質5項目を追加した計357項目を設定して、水質検査を強化する。

    ソウル市は、法定項目である「飲料水水質基準」60項目を含め、計357項目を検査する。これは、世界保健機関(WHO)が推奨する166項目の2倍以上、「飲料水水質基準」と比べると6倍も多い、韓国国内最高レベルだ。

    ソウル市はこれまでも、法定検査項目に指定されていなくても、日増しに高まる市民の関心や社会的問題浮上などによって管理が必要とされる物質を「未規制新種物質」に選定して、先制検査を強化している。そこで2025年にも医薬物質、産業用化学物質など5項目を新たに追加して、計185項目を検査する。

    アリスの取水源であるハンガン(漢江)の水質も細かく監視する。5か所の取水場で取水される原水は、法定検査項目の38項目より8倍多い335項目が徹底的に検査され、 さらにハンガン(漢江)本流だけでなく、支流の16地点に対しても31項目を検査している。

    なお、ソウル市は最高水準の水質管理に留まらず、水の味に影響を及ぼす匂いの管理も徹底している。匂いのしない水道水を供給するため「味・匂い物質警報制」を運営しており、上水源から味・匂いの誘発物質が増加した場合は独自に警報を発令、高度浄水処理を強化して先制対応する。

    (高度浄水処理) 従来の標準浄水処理工程では除去が困難な味・匂い物質などを取り除くためにオゾン、粒状活性炭処理を追加した工程

    1.上水源 2.取水場 3.着水井 4.混和池・凝集池 5.沈殿池 6.ろ過池 [高度浄水処理施設] 7.オゾン接触池 8.活性炭池 9.浄水池 10.排水池 11.ご家庭など

    水道水が届けられるまで

    ソウル市はこのように、厳しい水質検査、水の味・匂い管理に加え、アリスが市民に供給される配給水過程においても計521地点で水質をリアルタイムに自動測定しており、測定結果はソウルアリス本部ホームページとアリスマップ(韓国語)(https://arisu.seoul.go.kr/arisumap/)を通じて市民に公開している。

    また、ソウル市は自宅のアリスの水質状態をチェックしたい市民のため、無料水質検査サービス「アリス品質確認制」を実施している。アリス水質検査は、局番なしの120(茶山(ダサン)・コールセンター)、管轄水道事業所、ソウルアリス本部ホームページ(韓国語)(https://arisu.seoul.go.kr)などさまざまな方法で申し込める。

    アリス水質検査(ソウル水研究院)

    アリス水質検査(ソウル水研究院)

    アリス水質検査(ソウル水研究院)

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