ソウル市は、江南(カンナム)グローバルビジネスセンターに続き、世界的な金融企業や外資系投資企業が密集し外国企業の活動が活発な汝矣島(ヨイド)地域に 「汝矣島グローバルビジネスセンター」をソウル国際金融センター(IFC)オフィス1棟3階に設置し、1月12日から運用を開始した。
汝矣島グローバルビジネスセンターでは、外国語に堪能な専門スタッフが、外資系投資企業およびソウル在住の外国人に、韓国のビジネス環境情報やソウルでの生活に必要な各種情報を英語と中国語の2ヶ国語で提供するほか、起業や投資関連の手続き・法律、金融・税務・不動産・労務などに関する総合的な相談も受け付ける。
さらに、各種起業関連のセミナーやトレーニングを定期的に開催して関心分野別に総合的な情報が得られるようにし、同じような関心を持つ起業関連の外国人同士の交流や情報共有のためのコミュニティをウェブサイト上に構成する。また、センター内に賃貸オフィスの「インキュベーション・オフィス(incubation office)」を設置し、起業を希望する外国人に提供する。これらを提供することによって、ソウルでの外国人の起業および投資の活性化に貢献する予定だ。
センター内には、迅速かつ丁寧に苦情処理することによって、韓国人はもちろん外国人にも質の高い行政サービスを提供するために、永登浦(ヨンドゥンポ)区庁職員が常駐する「現場民願室(市民サービスセンター)」も設けられた。
「汝矣島グローバルビジネスセンター」起業に関する相談および利用に関する詳細についての問い合わせは、汝矣島センターホームページ(
http://global.seoul.go.kr/yeouido)、または電話02-6137-9830~9833まで。