朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長は10月28日、世宗文化会館・世宗ホールにおいて「ソウル市名誉市民の日」を迎えて記念イベントを行い、ソウルに住む外国人16人に「名誉市民証」を授与した。
1958年に始まった「ソウル市名誉市民証」は、グローバル都市として国際交流を幅広く行い、ソウルの発展に寄与した外国人とソウルを訪れた外国の首脳、外交使節に感謝と友好協力の意味を込めて授与している。
今回、名誉市民証を受ける16人の外国人を含めると、現在まで91カ国666人の外国人がソウル市の名誉市民に選ばれたことになる。国籍別では、アメリカ168人、日本40人、ドイツ29人、中国29人、イギリス24人、フランス16人、カナダ14人の順である。
授与式の終了後は午後1時からソウルの歴史と文化に関する知識を共有するため、ソウル歴史博物館、昌徳宮、北村韓屋村などを観光した。
一方、ソウル市は名誉市民との体系的なネットワークを通じて名誉市民証の価値を高め、彼らがソウルの市政に参加し、それがソウルの発展に繋がるよう、「名誉市民感動プロジェクト」を今年の名誉市民の日から本格的に運営する。