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都市建築

2030年の「キンポ(金浦)空港」、本格的なUAM時代へ…未来産業・経済拠点として生まれ変わる

都市建築ニュース

2024/09/12 433

2030年の「キンポ(金浦)空港」、本格的なUAM時代へ…未来産業・経済拠点として生まれ変わる

3万人の雇用創出、4兆ウォンの経済効果…3つのブロックにUAM離着陸場と航空・先端産業施設を設置 2030年にはソウル市のキンポ(金浦)空港一帯にUAM離着陸場と複合乗り換え施設が完工し、本格的に「UAM(都心航空交通)時代」が到来する。さらに、キンポ(金浦)空港は旅客・物流の移動など、空港としての機能の強化に加え、未来の先端産業クラスターが拡充され、東京の「羽田空港」やシンガポールの「チャンギ空港」のような空港中心の新たな産業・経済拠点として生まれ変わる見通しだ。 2033年以降、キンポ(金浦)空港は、UAM離着陸場やS-BRT(幹線急行バス)などの新たな複合乗り換え施設と従来の都市空港のインフラが連携した革新的な新産業ハブへと進化し、約3万人の雇用創出と約4兆ウォンにのぼる経済波及効果が生じると期待されている。 キンポ(金浦)空港には今後、国費・市費からの100億ウォン、韓国空港公社などの公的機関からの490億ウォン、民間からの29,050億ウォンなど、総事業費2兆9,640億ウォンが投じられ、UAMやS-BRT、都市鉄道などの未来交通およびモビリティ先端産業の基地へと生まれ変わる。 《 1ブロック:開発前 》 ▼《 1ブロック:開発後 》 UAM離着陸場など、複合乗り換え施設の俯瞰図   《 2~3ブロック:開発前 》 ▼《 2~3ブロック:開発後 》 モビリティ先端産業クラスターの俯瞰図
「ソウル駅大改造の構想を求む」ソウル市、空間企画の国際公募を行う

都市建築ニュース

2024/08/06 696

「ソウル駅大改造の構想を求む」ソウル市、空間企画の国際公募を行う

ソウル駅・広場一帯を一新する短期と中長期計画が必要…9月20日(金)までに作品を提出 ソウル市は、ソウル駅一帯の大改造に向け、専門家と企業を対象とした「ソウル駅一帯に対する空間企画の国際公募」を開始する。ソウル市は今回の公募を通じて、世界の専門家たちによるクリエイティブでレベルの高い空間企画のアイデアを集め、「ソウル駅マスタープラン」の策定に積極的に組み込む方針だ。 今回の国際公募では、ソウルの玄関口といえるソウル駅に、国のコアの駅としての象徴性を付与し、ソウル駅広場一帯を緑地と歩行環境を中心とした公共空間へ転換するため、革新的かつ実現可能なアイデアを募集することに重点を置く予定だ。 応募作品には、▴ソウル駅広場を中心とした短期企画、▴施設の再構築を進めている現駅舎・構造物など周辺の開発事業及び鉄道の地下化と連携した中長期企画のアイデアが含まれていなければならない。 応募する専門家または企業は、8月20日(火)17時までにソウル市設計公募サイト「プロジェクトソウル(project.seoul.go.kr)」から参加登録を事前に行い、9月20日(金)までに作品を提出する必要がある。 賞金総額は1億8千万ウォンで、▴1位(1作品)賞金1億ウォン▴2位(1作品)3千万ウォン▴佳作(5作品)1千万ウォンが授与される予定だ。 公募ポスター
キョンヒグン(慶熙宮)一帯、ソウル広場の10倍規模の歴史文化公園に生まれ変わる

都市建築ニュース

2024/07/23 663

キョンヒグン(慶熙宮)一帯、ソウル広場の10倍規模の歴史文化公園に生まれ変わる

ソウル市、キョンヒグン(慶熙宮)址など周辺の13万6千㎡に対する空間の総合構想(案)を策定…2035年まで段階的に 2026年、朝鮮時代後期を代表する宮殿「キョンヒグン(慶熙宮)」址に、歴史庭園が造成される。長期的には2035年までキョンヒグン(慶熙宮)一帯にソウル広場の約10倍規模で、ソウルを代表する都心の歴史文化公園が造成されることとなる。 ソウル市は、キョンヒグン(慶熙宮)址と周辺の4つの公共用地(国立気象博物館、ソウル市民大学・車庫地、ソウル市教育庁、トニムン(敦義門)博物館村)の約13万6000㎡一帯を歴史文化公園として本格的に造成すると発表した。まずはキョンヒグン(慶熙宮)址から取り組む予定で、今月10日、フンファムン(興化門)とスンジョンムン(崇政門)間の整備案を巡って文化遺産委員会における審議が行われ、通過した。 キョンヒグン(慶熙宮)は、都心に位置する大規模なオープンスペースであるにもかかわらず、市民にあまり知られていないせいか、現状1日の平均訪問者数が約1,500人に過ぎない。近隣のキョンボックン(景福宮)の5万7,430人、トクスグン(徳寿宮)の2万8,150人と比べると、明らかに低い水準だ。※2023年6月~2024年5月の通信データに基づく分析資料(ソウル市データ戦略課提供) これを受け、ソウル市はキョンヒグン(慶熙宮)址一帯に対する空間の総合構想(案)を策定した。年内にはキョンヒグン(慶熙宮)址の歴史庭園を着工し、これを皮切りにトニムン(敦義門)博物館村の緑化や、ハニャン(漢陽)都城およびトニムン(敦義門)の復元など、2035年を目途に、4大テーマの空間改善事業を推進する計画だ。 テーマ1. キョンヒグン(慶熙宮)址への歴史庭園造成、周辺のソウルチョロクギル(緑の道)との連携 テーマ2. 教育庁の敷地の機能転換、歴史博物館の移転方法を模索 テーマ3. ハニャン(漢陽)都城およびトニムン(敦義門)の復元 テーマ4. トニムン(敦義門)博物館村の緑化と空間の再構築 対象地及び構想案 □対象地の現状 対象地の現状 区分 位置(面積) 所有権 活用状況 合計 135,678㎡     キョンヒグン(慶熙宮)址 シンムンロ2ガ2-1(101,174㎡) ソウル市   トニムン(敦義門)博物館村 シンムンロ2ガ170ほか1(9,104.9㎡) ソウル市 博物館、庁舎など※2025年1月に民間委託が終了 ソウル市教育庁 シンムンロ2ガ2-77ほか1(13,062.8㎡) ソウル市教育庁 庁舎※2025年12月に移転予定 ソウル市民大学ソウル市車庫地 ソンウォルドン1-43(8,180.8㎡) ソウル市 庁舎 国立気象博物館 シンムンロ2ガ2-1(4,155.6㎡) 気象庁 博物館 □総合構想案
オ・セフン(呉世勲)市長、崇高な護国の志を称えるべく、韓国最高となる高さ100mの太極旗の国家象徴造形物を設置

ニュース

2024/07/01 465

オ・セフン(呉世勲)市長、崇高な護国の志を称えるべく、韓国最高となる高さ100mの太極旗の国家象徴造形物を設置

オ(呉)市長、韓国戦争74周年を迎え、インチョン(仁川)上陸作戦などに参加した参戦勇士7人との懇談会で同計画を発表 「太極旗が掲揚された高さ100mの大型造形物」と「消えない炎」を設置…2026年に竣工予定 オ・セフン(呉世勲)ソウル市長は25日(火)午前10時30分、韓国戦争74周年を迎え、インチョン(仁川)上陸作戦や9月28日のソウル奪還などに参加した7人の参戦勇士を招いて国に対する献身を称えた後、クァンファムン(光化門)広場に国家象徴施設を設置する計画を発表した。 オ(呉)市長は「韓国戦争の参戦勇士の崇高な犠牲と献身のおかげで今日の大韓民国が自由と平和を享受できている」とし、「その崇高な志を忘れずに称えるために、クァンファムン(光化門)広場に国家象徴造形物と「消えない炎」を設置し、韓国国民全員が誇りを感じることができる国家象徴空間を造成する計画」と発表した。 ソウル市はワシントンDCのナショナルモールにある「ワシントン記念塔」、パリのシャンゼリゼ通りにある「エトワール凱旋門」、ダブリンのオコンネル通りにある「ダブリンの尖塔」のように、歴史的・文化的・時代的価値を全て備えた「クァンファムン(光化門)広場」に国家象徴空間を造成し、国家象徴施設である「大型太極旗」と「消えない炎」の設置を進める構想だ。 クァンファムン(光化門)広場内の国家象徴空間や造形物、セジョンロ(世宗路)公園は、調和と象徴性を同時に表現できるよう、今年8月から11月にかけて統合設計コンペを行い、2025年4月までに基本設計と実施設計を終え、同5月に着工する計画だ。国家象徴空間は2026年2月に竣工予定。 クァンファムン(光化門)広場一帯に国家象徴空間を造成 韓国戦争74周年参戦勇士懇談会の写真(6月25日) オ・セフン(呉世勲)ソウル市長は6月25日午前、韓国戦争74周年を迎え、参戦勇士を招いて懇談会を開催した。 この日の懇談会には韓国戦争の参戦有功者7人が出席し、国への貢献や護国について歓談した後、記念撮影を行った。