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都市建築

2025年ソウルの色は… 緑豊かな夏の夜、街路樹が街灯に照らされて放つ光を表現「オーロラグリーン」

都市建築ニュース

2024/12/04 560

2025年ソウルの色は… 緑豊かな夏の夜、街路樹が街灯に照らされて放つ光を表現「オーロラグリーン」

2024スカイコーラルに続くソウルの色「オーロラグリーン」選定…市民の日常を表した色 長かった今年の夏、夜の街灯に照らされたソウルの緑豊かな街路樹を連想させる色 来年のソウルの都心は、活気に満ちていて同時に穏やかな色でもある緑に覆われることになる。ソウル市は「2025ソウルの色」をオーロラグリーン(GreenAurora)に決めたと発表した。「オーロラグリーン」は、とくに長かった2024年の夏の薄暗い夕方、都心の街灯に照らされた緑豊かな街路樹の色を描出している。日々の生活に疲れたソウル市民に対する応援メッセージの意味も込めているという。 ソウル市は昨年11月、ソウルを代表する色を毎年発表すると明らかにした後、「2024ソウルの色」としてスカイコーラルを選定し、今年一年を代表する色としてソウル市主催のイベントやマーケティングなどで幅広く使用してきた。 ソウルの色は、一年間の市民の日常と関心事を体現している色だという点が特徴的だ。今年も専門機関が文化・環境・技術・生活分野別キーワードをAIやビッグデータを基に調査・分析した結果、今年のソウルでの主な話題や市民のライフスタイルを代表するキーワードは、「長い夏」であることが分かった。これがソウルの色の選定に反映されたと市は説明している。 2025 ソウルの色・ソウルライト 1. 2025ソウルの色:オーロラグリーン 2. ソウルライトが適用された景観照明 南山ソウルタワー ロッテワールドタワー ソウル市庁 セビッ島 セジョン(世宗)文化会館 ソウル植物園 シンヘンジュ(新幸州)大橋 ワールドカップ大橋 3. ソウルの色による民間コラボ LIE KCC SUNDAY PLANET47(POTS.カンパニー) REMY-J ノルペイント LG化学×作家ハ・ジフン
オ・セフン(呉世勲)印の水辺感性都市第5号…ホンジェチョン(弘済川)・トリムチョン(道林川)に続き、セゴクチョン(細谷川)も「川」チカへ

ニュース

2024/11/15 437

オ・セフン(呉世勲)印の水辺感性都市第5号…ホンジェチョン(弘済川)・トリムチョン(道林川)に続き、セゴクチョン(細谷川)も「川」チカへ

11日(月)、セゴクチョン(細谷川)水辺活力拠点をオープン、ソウル型水辺感性都市造成プロジェクトの一環として 近隣企業の会社員の散歩や、家族連れ、世代を超えて楽しめる公園・広場・テラスが備えられた複合文化施設 今年、プルグァンチョン(仏光川)やコドクチョン(高徳川)など3ヵ所を追加で造成し、来年までに21自治区27ヵ所で披露 ホンジェチョン(弘済川)、トリムチョン(道林川)に続き、セゴクチョン(細谷川)が余裕と感性が感じられる「川」チカに変身した。ソウル市内各所を流れる334㎞、78の河川と小川の水辺空間を、余暇と文化空間へと生まれ変わらせる「ソウル型水辺感性都市」プロジェクトにより誕生した5番目の成果物だ。 ソウル市は、1自治区1水辺活性化拠点を最終目標に掲げ、来年までにソンブクチョン(城北川)、クパバルチョン(旧把撥川)、ウイチョン(牛耳川)、アニャンチョン(安養川)など21の自治区に計27ヵ所をつくる方針だ。セゴクチョン(細谷川)のほか、▴ソデムン(西大門)区プルグァンチョン(仏光川)、▴ウンピョン(恩平)区プルグァンチョン(仏光川)、▴カンドン(江東)区コドクチョン(高徳川)が今年中に造成を終える。 ソウル市は11月11日(月)、誰でも楽しむことができるセゴクチョン(細谷川)水辺活力拠点(セゴク(細谷)洞509)をオープンすると発表した。昨年から順に開場している▴第1号ホンジェチョン(弘済川)ホンジェ(弘済)滝カフェ、▴第2号クァナク(冠岳)区トリムチョン(道林川)共有型水辺テラス、▴第3号トンジャク(銅雀)区トリムチョン(道林川)住民コミュニティ、▴第4号ホンジェチョン(弘済川)上流歴史文化空間に続き、ソウルを代表する魅力的な空間になる。 現在運営中の水辺活力拠点は、市民に限らず、外国人観光客にも大変な人気を博している。その象徴として、第1号ホンジェチョン(弘済川)にあるホンジェ(弘済)滝周辺にある「カフェ滝」は、 オープンから約1年半で140万人が訪れていることからも、その人気ぶりがうかがえる。高架下の老朽化した駐車場と倉庫を整備して生まれ変わった「カフェ滝」は、TikTokやInstagramなど海外のSNSで再生回数3,000万回を記録している。 また、外国人観光客にも利便性を提供するため、周辺に「ソデムン(西大門)観光案内所」が設置され、多言語が対応できる通訳が常駐している。 オ・セフン(呉世勲)ソウル市長が11日(月)の午後、「セゴクチョン(細谷川)水辺活力拠点開場式」に出席した来賓と一緒に、水辺感性都市造成プロジェクトの一環として作られたセゴクチョン(細谷川)水辺活力拠点周辺をまわっている。 セゴクチョン(細谷川)水辺住居文化空間の様子   トリムチョン(道林川)、ホンジェチョン(弘済川)水辺活力拠点の様子 トリムチョン(道林川)の夜の様子 トリムチョン(道林川)の夜の様子 トリムチョン(道林川)のドローン撮影写真 トリムチョン(道林川)の昼の様子 ホンジェチョン(弘済川)の全景(ホンジムン(弘智門)付近) ホンジェチョン(弘済川)の全景(ホンジムン(弘智門)付近)   3カ所(2024年完成予定)の俯瞰図 ソデムン(西大門)区(プルグァンチョン(仏光川))の俯瞰図 ウンピョン(恩平)区(プルグァンチョン(仏光川))の俯瞰図 カンドン(江東)区(コドクチョン(高徳川))の俯瞰図
ソウル市、「電線・電柱のない歩きやすい街づくり」に拍車…架空配電線の地中化基本計画を整備

都市建築ニュース

2024/11/01 439

ソウル市、「電線・電柱のない歩きやすい街づくり」に拍車…架空配電線の地中化基本計画を整備

2020年から2024年までの5年間で254㎞の架空線を地中化…短期目標の154%を達成 地中化率62.2%で全国最高…2040年までに600㎞を追加整備し、68%まで目標を引き上げる ソウル市は、地上の電気通信線や電柱を地下に埋設する「架空線の地中化事業」基本計画を整備する。電線・電柱のない歩きやすい街づくりに拍車をかけるためだ。 これに基づき、「ソウル市架空配電線の地中化事業基本計画」の実施に向けて入札公告を行い、事業実施者が決まる12月から来年の11月までに基本計画の整備を完了する方針だ。 ソウル市は2020年から今年までの5年間、254㎞の架空線の地中化を完了する予定だ。これにより、目標の165㎞を大幅に超える154%を達成し、さらに事業を加速している。 昨年末までソウル市の地中化率は全国で最も高い62.2%だったが、市は2040年までに600㎞を追加整備し、地中化率を68%まで引き上げる計画だ。また、歩道上の老朽化した地上機器も同時に整備し、快適な歩行環境づくりにも取り組む。 ビフォーアフター:架空配電線の地中化事業 整備前 整備後 ▴トボン(道峰)区トボンロにおける架空線の地中化前(左)と後(右) ▴ソチョ(瑞草)区ヤンジェデロにおける架空線の地中化前(左)と後(右) ▴チュン(中)区ピルドンロにおける架空線の地中化前(左)と後(右)
2030年の「キンポ(金浦)空港」、本格的なUAM時代へ…未来産業・経済拠点として生まれ変わる

都市建築ニュース

2024/09/12 608

2030年の「キンポ(金浦)空港」、本格的なUAM時代へ…未来産業・経済拠点として生まれ変わる

3万人の雇用創出、4兆ウォンの経済効果…3つのブロックにUAM離着陸場と航空・先端産業施設を設置 2030年にはソウル市のキンポ(金浦)空港一帯にUAM離着陸場と複合乗り換え施設が完工し、本格的に「UAM(都心航空交通)時代」が到来する。さらに、キンポ(金浦)空港は旅客・物流の移動など、空港としての機能の強化に加え、未来の先端産業クラスターが拡充され、東京の「羽田空港」やシンガポールの「チャンギ空港」のような空港中心の新たな産業・経済拠点として生まれ変わる見通しだ。 2033年以降、キンポ(金浦)空港は、UAM離着陸場やS-BRT(幹線急行バス)などの新たな複合乗り換え施設と従来の都市空港のインフラが連携した革新的な新産業ハブへと進化し、約3万人の雇用創出と約4兆ウォンにのぼる経済波及効果が生じると期待されている。 キンポ(金浦)空港には今後、国費・市費からの100億ウォン、韓国空港公社などの公的機関からの490億ウォン、民間からの29,050億ウォンなど、総事業費2兆9,640億ウォンが投じられ、UAMやS-BRT、都市鉄道などの未来交通およびモビリティ先端産業の基地へと生まれ変わる。 《 1ブロック:開発前 》 ▼《 1ブロック:開発後 》 UAM離着陸場など、複合乗り換え施設の俯瞰図   《 2~3ブロック:開発前 》 ▼《 2~3ブロック:開発後 》 モビリティ先端産業クラスターの俯瞰図