経済ニュース
2024/06/17
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ソウル、世界300都市のうち「創業しやすい都市」9位にランクイン…過去最高順位
グローバル・スタートアップ・エコシステム評価機関のスタートアップ・ゲノム(Startup Genome)が発表(6月10日)…ソウルは300都市のうち9位にランクイン 資金調達部門でアジア都市の中で1位、ビジョン2030ファンドなど投資氷河期を乗り越える努力の成果 ソウルの得意産業として「AI・ビッグデータ・アナリティクス、バイオ、先端製造業・ロボット産業」を選定 ソウル市は世界の都市の中で「創業しやすい都市」9位に選ばれた。これは過去最高の順位で、ソウルのエコシステム価値(Startup Ecosystem Value)は2021年の54兆ウォンに比べ5倍以上増加した308兆ウォン(2,370億ドル)に達するものと評価された。 グローバル・スタートアップ・エコシステム評価機関であるスタートアップ・ゲノム(Startup Genome、米国)は6月10日(月)(ロンドン現地時間)、世界300都市を対象に実施した調査結果をまとめた「グローバル・スタートアップ・エコシステム・レポート(Global Startup Ecosystem Report 2024)」を発表した。ソウルは世界300都市の中で過去最高順位の9位にランクインした。これはヨーロッパを代表するスタートアップ都市のパリ(14位)とベルリン(15位)よりも高い順位となる。 今年の「グローバル・スタートアップ・エコシステム・レポート」によると、ソウルは5つの評価項目のうち、①資金調達(10点)、②パフォーマンス(9点)、③人材と経験(9点)、④知識(9点)の4項目で10点満点の9点以上を獲得し、非常に高いスコアを記録した。さらに、⑤市場リーチ項目では2023年の1点から大幅に上昇した7点となった。 特に10点満点を獲得した資金調達項目では、パンデミック以降、長期間続いた投資氷河期にもかかわらず、アジアで1位、世界で5位という最高レベルの競争力が認められ、注目に値する。ソウル市が独自のファンドを組成し、バイオ・人工知能・創造産業などに積極的な投資を行った点が高く評価された。 これは2023年から「ソウルビジョン2030ファンド」を通じて2024年3月まで1兆3000億ウォンを組成するなど、持続的な投資支援に努めた結果だと考えられる。ソウル市は今後、「ソウルビジョン2030ファンド」の規模を2026年まで5兆ウォンに拡大するなど、政策金融の支援を持続的に拡大する方針だ。 グローバル・スタートアップ・エコシステムTop20 グローバル・スタートアップ・エコシステムTop20 順位 2020年 2021年 2022年 2023年 2024年 1 シリコンバレー シリコンバレー シリコンバレー シリコンバレー シリコンバレー 2 ロンドン、ニューヨーク ロンドン、ニューヨーク ロンドン、ニューヨーク ロンドン、ニューヨーク ロンドン、ニューヨーク 3 4 北京 北京 ボストン LA LA、テルアビブ 5 ボストン ボストン ベルリン テルアビブ 6 テルアビブ、LA LA LA ボストン ボストン 7... Read more