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経済/投資

ソウル市-KRAFTON、「GES 2024」&「PNC 2024」の開催に向けて協力

経済ニュース

2024/07/23 179

ソウル市-KRAFTON、「GES 2024」&「PNC 2024」の開催に向けて協力

9月6日(金)~9月8日(日)、ソウルのゲーム&eスポーツフェスティバルがキョンヒ(慶熙)大学・平和の殿堂で開催 eスポーツ国際大会をはじめ、カンファレンス、企業による展示、ゲーム体験など様々な参加型プログラムを運営 ソウル市は「アジア最高のゲーム&eスポーツフェア(海外進出プラットフォーム)」をビジョンに掲げ、将来ソウルの経済をけん引するゲーム&eスポーツ産業の成長と同産業に対する市民の理解促進、eスポーツ宗主都市というソウルの世界における立ち位置のアピールを図って「ゲーム&eスポーツソウル2024(以下、「GES 2024」という)」を今年9月に開催すると発表した。 “ GamEsportSeoul(GES) ” ‣ Gathering here:ゲーム&eスポーツエコシステムにおけるコアプレーヤーが一堂に会する和合の場 ‣ Explore Challenges:新しい技術の体験についてともに探求・共有 ‣ Seed of business opportunities:ゲーム&eスポーツ産業のエコシステムにおける新たなビジネスチャンスを提供 今年初めて開催されるソウルを代表するゲーム&eスポーツフェスティバル「GES 2024」は、9月6日(金)から8日(日)までの3日間の日程で開催される。ソウル市は「GES 2024」のメインイベントとして、㈱KRAFTON(以下、「KRAFTON」という)のグローバルeスポーツ大会「PNC 2024」を共同開催する。 ソウル市とKRAFTONは、「GES 2024」と「PNC 2024」の開催によるソウルのゲーム&eスポーツ産業の競争力強化や活性化に向けて、協力内容を盛り込んだ了解覚書を7月17日(水)に締結した。 主な内容は、ソウル市が「PNC 2024」の会場を提供し、KRAFTONが青少年向けにゲーム関連のメンタリングや競技場ツアー、大学生向けにゲーム開発コンテストを行うほか、「ヘチ」と「PNC 2024」のIPを活用したグッズ制作などをサポートし、ゲーム産業の活性化と健全なゲーム文化の拡大に向けて相互協力することを骨子としている。 2019年から毎年開催されている「PNC(PUBG Nations Cup)」は、 韓国を代表するゲーム会社KRAFTONによる人気シューティングゲーム「PUBG:BATTLEGROUNDS」の国別対抗戦だ。今年はキョンヒ(慶熙)大学・平和の殿堂で世界16カ国のプロゲーマーが参加するなか、9月6日(金)から8日(日)までの3日間、対戦が繰り広げられる。 [PNC 2024の概要] □大会日程:2024年9月6日(金)~9月8日(日) □出場国・選手:16カ国からチーム単位で出場(各国4名ずつ計64名) □賞金:30万ドル/観客:6千人のファンが会場に駆けつけると予想される □コンテンツの露出:100以上のコンテンツが500万回以上閲覧される見込み 「GES 2024」への参加を希望するゲーム会社は、7月26日(金)までにソウル経済振興院のホームページ(sba.seoul.kr)から申請することができ、一般市民は後日GESのホームページ(ges.seoul.kr)から参加方法について確認することができる。 2024ソウルカップ、ゲーム開発コンテスト、大学生サポーターズは、GESのホームページ(ges.seoul.kr)から詳細を案内する予定となっている。 MOU及びイベント関連の写真 ソウル市とKRAFTONとのMOU締結式(7月17日) 「GES 2024」のロゴ ヘチ×BATTLEGROUNDS キョンヒ(慶熙)大学・平和の殿堂 「PNC 2023」の優勝トロフィー
ソウル、世界300都市のうち「創業しやすい都市」9位にランクイン…過去最高順位

経済ニュース

2024/06/17 456

ソウル、世界300都市のうち「創業しやすい都市」9位にランクイン…過去最高順位

グローバル・スタートアップ・エコシステム評価機関のスタートアップ・ゲノム(Startup Genome)が発表(6月10日)…ソウルは300都市のうち9位にランクイン 資金調達部門でアジア都市の中で1位、ビジョン2030ファンドなど投資氷河期を乗り越える努力の成果 ソウルの得意産業として「AI・ビッグデータ・アナリティクス、バイオ、先端製造業・ロボット産業」を選定 ソウル市は世界の都市の中で「創業しやすい都市」9位に選ばれた。これは過去最高の順位で、ソウルのエコシステム価値(Startup Ecosystem Value)は2021年の54兆ウォンに比べ5倍以上増加した308兆ウォン(2,370億ドル)に達するものと評価された。 グローバル・スタートアップ・エコシステム評価機関であるスタートアップ・ゲノム(Startup Genome、米国)は6月10日(月)(ロンドン現地時間)、世界300都市を対象に実施した調査結果をまとめた「グローバル・スタートアップ・エコシステム・レポート(Global Startup Ecosystem Report 2024)」を発表した。ソウルは世界300都市の中で過去最高順位の9位にランクインした。これはヨーロッパを代表するスタートアップ都市のパリ(14位)とベルリン(15位)よりも高い順位となる。 今年の「グローバル・スタートアップ・エコシステム・レポート」によると、ソウルは5つの評価項目のうち、①資金調達(10点)、②パフォーマンス(9点)、③人材と経験(9点)、④知識(9点)の4項目で10点満点の9点以上を獲得し、非常に高いスコアを記録した。さらに、⑤市場リーチ項目では2023年の1点から大幅に上昇した7点となった。 特に10点満点を獲得した資金調達項目では、パンデミック以降、長期間続いた投資氷河期にもかかわらず、アジアで1位、世界で5位という最高レベルの競争力が認められ、注目に値する。ソウル市が独自のファンドを組成し、バイオ・人工知能・創造産業などに積極的な投資を行った点が高く評価された。 これは2023年から「ソウルビジョン2030ファンド」を通じて2024年3月まで1兆3000億ウォンを組成するなど、持続的な投資支援に努めた結果だと考えられる。ソウル市は今後、「ソウルビジョン2030ファンド」の規模を2026年まで5兆ウォンに拡大するなど、政策金融の支援を持続的に拡大する方針だ。 グローバル・スタートアップ・エコシステムTop20 グローバル・スタートアップ・エコシステムTop20 順位 2020年 2021年 2022年 2023年 2024年 1 シリコンバレー シリコンバレー シリコンバレー シリコンバレー シリコンバレー 2 ロンドン、ニューヨーク ロンドン、ニューヨーク ロンドン、ニューヨーク ロンドン、ニューヨーク ロンドン、ニューヨーク 3 4 北京 北京 ボストン LA LA、テルアビブ 5 ボストン ボストン ベルリン テルアビブ 6 テルアビブ、LA LA LA ボストン ボストン 7...   Read more
ソウル市、香港企業の誘致に着手…グローバル企業の誘致に拍車

経済ニュース

2024/06/12 604

ソウル市、香港企業の誘致に着手…グローバル企業の誘致に拍車

6月11日(火)、香港で開催された「ソウルフォワード」にグローバル企業100社が参加し、参加企業の3社とソウル進出に関するMOUを締結 グローバル企業の定着に向け、FDI(海外直接投資)オールインワンパッケージ〜ヨイド(汝矣島)国際金融オフィスなど入居スペースまで段階的に支援 ソウル市は6月11日(火)、海外企業や人材の誘致を通じてグローバルTop5都市へ飛躍するための企業誘致説明会「ソウルフォワード(Seoul Forward)」を香港のホテルアレクサンドラ(Hotel Alexandra)で開催した。 香港に所在するグローバル企業および現地企業100社が参加した同説明会で、市はソウル進出の魅力を紹介し、ソウル進出を希望する有望企業3社*とMOU締結式を行った。 * Qstem(細胞を基盤とする毛髪再生新薬の開発)、APOP(高性能コンピューティング向けの集積回路やAIチップの設計を行うソリューション会社)、Quantbit(テキストから画像やビデオを生成する生成型AIソリューション会社) より安定的にソウルに進出・定着できるよう、MOUを締結した3社にはソウル市の投資誘致専門機関「インベストソウル(Invest Seoul)」から事前の市場調査や法人設立、労務・法務などの経営支援、オフィス賃貸サポートなど、ソウル進出に必要な全ての過程を支援する「オールインワンパッケージ」が提供される。 市は今後もソウル進出を希望するグローバル企業を積極的に発掘する方針だ。 「ソウルフォワード」のポスター
オ・セフン(呉世勲)市長、「外国人住民政策マスタープラン」…世界に先駆けて未来の都市競争力を強化

ニュース

2024/05/22 888

オ・セフン(呉世勲)市長、「外国人住民政策マスタープラン」…世界に先駆けて未来の都市競争力を強化

優秀なグローバル人材の誘致と包容力のある多文化社会に向けた4大分野・20の中核課題を発表 主要大学と協力し、理工系の修士・博士人材1千人を誘致し、就職支援窓口を新設 介護士、療養保護士などの準専門人材、外食・ホテル業など人手不足業種に対する外国人材の導入を推進 韓国人・外国人に同様の妊娠・出産・ケアサービスを提供、多文化家庭の子どものための教育活動費も支援 技術の発展に伴う産業構造の高度化により、優秀な人材を確保するための各国の競争が激化している。その中で、ソウル市は持続可能な都市競争力を確保するために「グローバル人材が集まり、外国人住民とともに成長する未来のソウルづくり」に向けたマスタープランを発表した。大枠として「優秀な人材の誘致」と「包括力のある多文化社会の構築」の二つがプランの中核となる。 まず、シリコンバレーのように世界中の人材が行きたくなるソウルづくりに向けて、グローバル企業の誘致から教育、就職・創業支援まで、優秀な人材の誘致政策を全方位的に進める。 国内の主要大学と連携して理工系の修士・博士人材1千人を誘致し、海外スタートアップの誘致に向け、英語が通じるグローバル創業支援施設「ユニコーン創業ハブ」を造成する。 「外国人家事管理士モデル事業」は今年9月中に開始し、介護士・療養保護士などの介護分野や外食・ホテル業分野のように人手不足が深刻だが韓国人だけでは需要に対応しきれない分野に外国人材を導入するため、政府と積極的に協議していく。 また、外国人を受け入れる包容力のある多文化社会の構築にも積極的に取り組む。 韓国での生活に慣れるよう、南西地域に続き、北東地域に「第2ソウル外国人住民支援センター」を来年5月に開館し、25の自治区における家族センターにAIを活用したリアルタイム多言語通訳サービスを導入する。また、家探しの際に支援を受けられる「外国人向けチョンセ(伝貰)・ウォルセ(月貰)安心支援サービス」も開始する。 出産前後における統合ケアサービス、乳幼児発達検査のような妊娠・出産・ケアサービスは、韓国人・外国人が同様に受けられるようにハードルを下げ、今月から小中高の多文化家庭の子どもに対する教育活動費(40~60万ウォン)を新たに支援することで、子育てにかかる経済的な困難を軽減する。 オ・セフン(呉世勲)市長は20日(月)、このような内容を骨子とする「ソウル外国人住民政策マスタープラン(2024~2028)」を発表し、「外国人住民とともに成長するグローバル都市ソウルをつくる」と述べた。 5年間で合計2,506億ウォンを投じ、4大分野(①優秀人材誘致・成長支援、②ニーズに合致する外国人材の拡大、③地域社会への安定的な定着支援、④韓国人・外国人の相互尊重・コミュニケーション強化)で20の中核課題、47の詳細事業を推進する。