メインコンテンツに移動
  • ソウル市ニュースレター購読 刊行物
  • visiting seoul?
T T

環境/エネルギー

「猛暑を避けて涼しく読書しましょう」…ソウル市、図書館訪問キャンペーンを展開

環境/エネルギーニュース

2024/07/05 605

「猛暑を避けて涼しく読書しましょう」…ソウル市、図書館訪問キャンペーンを展開

昨年に続き、7~8月に180か所のソウル市公共図書館が猛暑に備えて「図書館はクールだ」キャンペーンを実施 電気代を心配せず近くの図書館で誰でも涼むことができる…夜間開館の図書館で熱帯夜から解放 蒸し暑さが連日続く時期、暑さを忘れて知識を溜め込むことができる近くの公共図書館を訪れてみてはどうだろう。 ソウル市は、本格的な夏を迎え、ソウル図書館などソウル全域の180か所の公共図書館で「図書館はクールだ:電源をオフにして図書館へ!(Off to Library)」キャンペーンを7月から8月までの2か月間実施すると発表した。 今回のキャンペーンは、市民が近くの涼しい図書館で避暑を兼ねて読書を楽しみ、家庭のエネルギー消費を減らすことで気候危機に対応するという趣旨で企画された。ソウル市の関係者によると、本キャンペーンは昨年夏に初めて実施された結果、市民から大好評を受けて今年も推進することになったという。 – ソウル図書館ホームページ(韓国語):lib.seoul.go.kr – ソウル図書館のInstagram(韓国語):instagram.com/seoul_library 「図書館はクールだ」キャンペーンのポスター
ソウルの気温を市民と共に下げる…2033年までに「2005年比」温室効果ガス排出量を半減

環境/エネルギーニュース

2024/05/13 574

ソウルの気温を市民と共に下げる…2033年までに「2005年比」温室効果ガス排出量を半減

2033年までに2005年比で温室効果ガス排出量50%削減を目標…建物・交通の管理に集中 ネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)の認証強化、建物に対する温室効果ガス総量制限を民間に拡大、老朽化した建物の効率化など建物の脱炭素化 バス、タクシー、配達用二輪車などのエコカー転換、老朽化した車両の運行制限など積極的な対策を実施 ソウル市は2033年までにソウル地域の温室効果ガス排出量を2005年比50%削減するという高い目標を発表した。温室効果ガス排出量で全体の3分の2を占める建物については、新築・使用中・老朽化など段階別に分けて認証強化・総量制限など各段階に適した管理を行い、公共交通機関や配達用二輪車のように走行距離が長い商用車はエコカーに転換する。さらに地熱・水熱・太陽光など多様な再生可能エネルギーを冷暖房に活用し、都市型エネルギーシステムを構築する計画だ。 ソウル市は「2050カーボンニュートラル・グリーン都市ソウル」の実現に向けて、建物や交通手段の温室効果ガス排出管理、都市空間に適したクリーンエネルギーへの転換などの内容を盛り込んだ「ソウル市カーボンニュートラル・グリーン成長基本計画」を発表した。 ‣温室効果ガス排出目標:2005年5,234万トン→2033年2,567万トン(2005年比50%削減) ソウル市のカーボンニュートラルの実現に向けた戦略は、①温室効果ガスの排出総量管理による建物の脱炭素化、②交通需要マネジメント及びエコカーの拡大、③地熱など都市空間に適したクリーンエネルギーへの転換、④カーボンニュートラル政策の策定~実践に対する市民主導の参加が中核となっている。 他にも二酸化炭素の吸収のための政策として、高架下や遊休空間などを活用してソウル市内の隅々まで公園や緑地を配置し、イノベーションにより温室効果ガスを削減できるように気候テックを持続的に発掘・支援するなどカーボンニュートラルに向けた多様な政策を実現する計画だ。
21コースに細分化…この春、新しいソウルトゥルレギルを歩こう

環境/エネルギーニュース

2024/05/09 678

21コースに細分化…この春、新しいソウルトゥルレギルを歩こう

4月末から「ソウルトゥルレギル2.0」を運営…色とデザインの共通化で案内システムを整備 誰でも利用できるように8コース→21コースに細分化し、1コースあたり平均距離を20km→8kmに縮小 誰でも気軽に散歩できる道、ソウルの歴史・文化・自然と生態が体験できる安全な道などを目指し、ソウル市は4月末からソウルトゥルレギルをリニューアルオープンすることを明らかにした。 市はトゥルレギルの利用をさらに活性化するために、従来の8コースを21コースに改編し、長短のコースを多様に配置することで自分に合ったコースを選び、気軽に挑戦できるようにした。 各コースの平均距離は従来の20㎞から8㎞に短縮され、当初8時間ほどかかっていた完走時間が平均3時間に減ったため、利便性が高まるものと期待されている。 また、ソウルトゥルレギル全区間の案内板に対して色とデザインの共通化を図ることで視認性を高め、コースが変わる21か所の起点には始点・終点案内板やスタンプポスト、コース案内板などを一か所にまとめて設置することで、一目で情報を確認しやすくした(英語・中国語・日本語表記)。 方向案内板の柱にはソウルトゥルレギルの各コースが反映された道路名住所を新たに付与し、位置情報のQRコードを貼り付けることで誰でも簡単に現在地を把握し、緊急時には通報しやすくした。 また、トゥルレギルの21コースにある28個のスタンプを全て集めると「ソウルトゥルレギル完走認証書」と記念バッジがもらえ、達成感が得られる上に忘れられない思い出づくりもできる。 ▸案内冊子とスタンプブックの配布場所:ソウル菖蒲園、メホン(梅軒)市民の森案内センター、市民聴、アチャサン(峨嵯山)・クァナクサン(冠岳山)管理事務所 ソウルトゥルレギルのホームページ(韓国語):https://gil.seoul.go.kr スマートソウルマップ(トゥルレギルコースのご案内)(韓国語):https://map.seoul.go.kr/smgis2/smap/XkJBU0VNQVBfR0VOXlQ6MTFeRl5GXkZeXl5eXl4xMjYuOTc4NTc2XjM3LjU2NjUwMl42XjE3MDk4MDAzNjA3MjNeY2l0eUxpZmVeXl4u ソウルトゥルレギルの案内板が設置された現場の写真 [始点・終点総合案内板(第10コースのメホン(梅軒)市民の森)] [始点・終点総合案内板(第4コースのカルタク峠休憩所)]
ソウル市、電気自動車オリンピックとされる世界電気自動車シンポジウム・展示会(EVS37)で「電気自動車モデル都市賞」受賞

環境/エネルギーニュース

2024/05/02 561

ソウル市、電気自動車オリンピックとされる世界電気自動車シンポジウム・展示会(EVS37)で「電気自動車モデル都市賞」受賞

電気自動車の普及や充電インフラの整備、充電・決済など新技術の発掘に向けた努力といった成果が高く評価 直近3年間の電気自動車の普及台数は過去10年間に比べ2倍増加…充電器は6倍増加 今シンポジウムで披露した「オートチャージ決済」を今月末導入…電気自動車を利用する上で利便性を高める方針 「電気自動車分野のオリンピック」といわれる世界最高権威のシンポジウムで、ソウル市が電気自動車の普及拡大や充電インフラの整備、電気自動車にかかわる新技術の発掘などに努めてきた成果が認められた。 ソウル市は第37回国際電気自動車シンポジウム・展示会(EVS37)で「電気自動車モデル都市賞(E-Visionary Awards)」を受賞したことを25日(木)に明らかにした。市は今シンポジウムの展示館で披露した「オートチャージ決済サービス」を今月末、公共機関で初めて導入する。 ※「オートチャージ決済サービス」とは充電コネクタを充電口に差し込むだけで「認証・充電・決済」がすべて完了する自動決済サービスのことを指す。 市はこれまで気候危機を克服すべく、「カーボンニュートラル都市」を目指して電気自動車の普及政策を本格的に推進してきた。その結果、直近3年間普及した電気自動車の台数は過去10年間普及した電気自動車数の2倍、充電器は6倍以上と、大幅に増えている。 現在、ソウル市内の電気自動車の充電器は合計54,753基で、充電器1基当たりの電気自動車台数は1.3台に上り、世界主要国に比べて非常に高い普及率といえる。 ※ 充電器1基当たりの電気自動車台数:世界平均10台、ヨーロッパ13台、中国8台(2023、IEA) 特に、温室効果ガスの削減を最大化するためにバスやタクシー、宅配用貨物車などの商用車を集中的に電気自動車へ切り替えており、充電の死角を解消するために住宅・商業施設には普通充電器を、主要交通拠点には急速充電器を設置している。 また、電気自動車を充電する上で市民の利便性を向上させるために▴充電スタンドの住所及び位置情報の標準化、▴QRコード決済、▴訪問する充電サービスなど、充電にかかわる様々な新技術と充電サービスの発掘・運営にも努めており、電気自動車の需要をけん引している。 一方、ソウル市は4月22日(月)から公共機関では初めて「オートチャージ決済サービス」を実施している。オートチャージ決済を利用すれば、充電の際に充電スタンドで別途の画面操作をする必要も、会員カードやクレジットカードを読み取る必要もないため、充電時の手間が大幅に省けるものと期待されている。 一度登録したらその後は会員カードやクレジットカード、アプリなどがなくても充電コネクタを接続するだけでサービスを利用することができる。 オートチャージの利用方法 <オートチャージを登録> <オートチャージを登録> <オートチャージを利用> <オートチャージを利用> 1.車にコネクタを接続 2. QRコードからアプリの新規登録(初回のみ) 1.車にコネクタを接続 2.認証・チャージ・料金決済がすべて完了 <オートチャージの利用方法>