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国際交流

ソウル市、「外国人住民によるソウル生活ウォッチャー」で市政に様々な声を取り入れる

国際交流ニュース

2024/12/16 732

ソウル市、「外国人住民によるソウル生活ウォッチャー」で市政に様々な声を取り入れる

「外国人住民によるソウル生活ウォッチャー」、外国人がソウル生活で感じる不便を解消するコミュニケーションの窓口として定着 ソウル市の「外国人住民によるソウル生活ウォッチャー」事業が、法務部の主管する「移民社会統合政策コンサルティング」成果報告会で優秀事例に選定された。 ソウル市は、増加する外国人住民の視点から生活上の不便を綿密に把握して実質的な改善策を講じるため、2012年から常時コミュニケーションの窓口として「外国人住民によるソウル生活ウォッチャー」を運営している。同事業は、外国人住民が直接ソウルの市政に参加し、彼らの声を政策に反映させる重要なチャネルに位置づけられている。 ※ 2023年現在、ソウルに住む外国人は449,014人で、これはソウル総人口(9,384,512人)の約4.8%に相当する。 「外国人住民によるソウル生活ウォッチャー」は、ソウル市の祭りや施設のモニタリング、外国人・多文化政策に対するフィードバック、観光で外国人が不便に感じる点など、毎月与えられたテーマに沿ってレポートを作成し、ソウル市の政策や生活環境の改善に実質的に貢献している。 反映前 反映後 ウォッチャーの活動期間は1年で、ソウルに1年以上居住し、韓国語に堪能な外国人の中から毎年2月に公開募集によって選抜される。市は職業、国籍、ビザの種類などを考慮した書類審査を経て、多様な声を反映できる人を選定する。 ○ 応募を希望する外国人住民は、2025年2月にソウル市ホームページに掲載される募集公告に従い応募することができる。
低所得地域に希望の光を届ける…「ソウルデザインアワード」最高賞受賞

国際交流ニュース

2024/11/01 343

低所得地域に希望の光を届ける…「ソウルデザインアワード」最高賞受賞

低所得住民の失明予防と目の健康を支える革新的なソリューションである「アイライクプラットフォーム」が最高賞に輝く スマートフォン技術を活用したオンライン寄付モデルで寄付者と医療スタッフをつなぐエコシステムも構築 今年65カ国が参加、参加作品も前年比61.5%増…公共デザイン部門におけるグローバルアワードに躍進 ソウルデザイン財団(代表理事チャ・ガンヒ。以下、財団)が主管する「ソウルデザインアワード2024」において、インドと韓国の共同プロジェクトである「アイライクプラットフォーム(EYELIKE PLATFORM)」が最高賞である大賞(Grand Prize)を受賞した。ソウルデザインアワードが開催5回目を迎えた今年は、韓国人デザイナーを含むチームが初めて大賞を受賞する快挙を成し遂げた。 「アイライクプラットフォーム」は、インフラが不足している地域に住む人々の失明予防と目の健康増進を目標に掲げて開発された革新的なプラットフォーム。オンライン寄付モジュールを通じて世界中の寄付者と地域の医療スタッフをつなぎ、持続可能な支援のためのエコシステムも構築した。今でも地球上では技術的に比較的簡単に治療できる眼疾患であるにもかかわらず、適時に診断と治療を受けることができず、失明するケースが多く起きている。このプロジェクトは、スマートフォンのアップサイクルを通じてつくられた携帯型デジタル検眼機器と、AI診断システムにより現地の医療スタッフが簡単かつ迅速に検診できるように支援する。 すべての受賞作はソウルデザインアワードのオフィシャルホームページ(www.seouldesign.or.kr)で確認することができる。グローバル市民賞は10月27日の投票終了後に発表される。 ソウルデザインアワード2024の大賞受賞作「アイライクプラットフォーム」 最高賞の大賞「アイライクプラットフォーム」(インド、韓国) アイライクは、インフラが不足している地域の人々の失明予防と目の健康増進を支援するプラットフォームである。 スマートフォンのアップサイクルにより携帯型デジタル検眼機器を作り、ウェブベースのダッシュボード、AI診断システムを通じて地域の医療スタッフが迅速に眼科検診を行うことができるようにした。 また、オンライン寄付モジュールにより、世界から寄付を募り、持続的な支援エコシステムを構築する。   「ソウルデザインアワード2024」のポスター
包摂的な多文化社会づくりによる都市競争力の強化…ソウル市、外国人政策革新討論会を開催

国際交流ニュース

2024/09/27 571

包摂的な多文化社会づくりによる都市競争力の強化…ソウル市、外国人政策革新討論会を開催

30日(月)15時から「多文化社会における国家・都市競争力強化に向けた外国人政策革新討論会」開催 様々な分野の政策専門家やソウル在住外国人が集まってタウンホール形式で討論…実質的な議論の場 グローバル人材の誘致、包摂的な多文化社会への移行に向けた戦略策定、外国人雇用政策などの課題を提示 ソウル市「在留外国人150万人の多文化社会に本格的に対応するため、将来の競争力確保に向けて外国人政策のパラダイム転換を図る」 ソウル市が、グローバル人材が集まって外国人住民と共に成長する包摂的な多文化社会づくりによる都市競争力強化策を模索する。少子高齢化による人口構造の変化に伴って予想される多文化社会への移行に備え、都市発展の基盤を強固に築くことが目的だ。 ソウル市は、30日(月)15時からソウル市庁大会議室(3階)で「多文化社会における国家・都市競争力強化に向けた外国人政策革新討論会」を開催すると発表した。 * 事前登録なしでも当日参観可能 / 韓国語・英語同時通訳 ソウル市に居住する外国人はソウル人口の4.7%にあたる約44万人で、経済協力開発機構(OECD)の定めた多文化社会の基準である5%突破が目前に迫っている。現在、OECD諸国の平均外国人比率は15%で、すでに多文化社会に移行しており、優秀な人財によって国家競争力を高めているケースが多く見られる。 この日の討論会には、法務部、雇用労働部、自治体や産業界、外国人コミュニティなどから約150人が参加する予定だ。タウンホール形式の総合討論が行われ、専門家と韓国在住外国人の間で現実味のあるコミュニケーションが可能になると期待される。 ソウル市は、今回の討論会で議論された内容と現場の声を反映させて外国人にやさしい環境づくりに必要な政策を策定し、継続的に発展させていく計画だ。 外国人政策革新討論会のチラシ(英語) For Enhancing National and Urban Competitiveness in a Multicultural SocietyForeign Residents and Migration Policy ForumMonday, September 30th, 15:00-18:00 Seoul City Hall, 3F Main Conference Room 15:00~15:30 Opening Ceremony Welcoming RemarksOH Se-hoon, Mayor of the Seoul Metropolitan GovernmentYOO Sang-beomm Member of National...   Read more
120茶山(ダサン)・コールセンター、アジア主要都市に市民相談の優れたモデルケースを紹介…グローバルリーディングコールセンターに躍進

国際交流ニュース

2024/09/23 313

120茶山(ダサン)・コールセンター、アジア主要都市に市民相談の優れたモデルケースを紹介…グローバルリーディングコールセンターに躍進

相談データベース、スマート相談システム、サービスノウハウなどを世界へ積極的に拡散 2023年から計8回にわたりアジア5か国の都市に業務協力やベンチマークの場を提供 ソウル市民とのコミュニケーションで蓄積された17年のノウハウと運営の成果を世界中に積極的に拡散 ソウル特別市120茶山(ダサン)・コール財団は、過去17年間にわたりソウル市民1千万人とコミュニケーションをとる中で蓄積した相談データベース、スマート相談システム、相談応対といったサービスの技術やノウハウを基盤として、積極的な国際協力に乗り出すと発表した。 財団は、2023年からベトナム、モンゴル、タイなど5か国(計8回)の主要都市に市民相談の優れたモデルケースを積極的に紹介し、様々な協力も行っている。 また、120茶山(ダサン)コールセンターを立ち上げてからこれまでにソウル市民とのコミュニケーションの最前線で蓄積した相談ノウハウや運営成果を活かして様々な国と協力・共有し、世界に影響を与えることができるグローバルリーディングコールセンターに躍進しようとしている。 ホームページ:https://www.120dasan.or.kr/static/lang/lang3.html ベトナム・ハノイ市から内務省公務員団が財団を訪問(9月3日)   モンゴル・ウランバートル市の市民総合サービスセンターを訪問(8月16日)   モンゴル・ツェンヘル郡でのアップサイクルPC寄贈式に出席(8月13日)   タイ首相官邸と日本のダイヤル・サービス社から財団訪問(6月7日)