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ソウル市総合ニュース

  • ニューヨークタイムズ紙の「2010年行くべきところ」でソウルが3位

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      2010年世界デザイン首都に選ばれたことに注目


      デザイン都市ソウルが、ニューヨークタイムズ紙が選んだ「2010年行くべきところ」で3位に紹介され、世界の注目を集めている。


      1月10日付のニューヨークタイムズ紙は、2010年必ず行くべき都市や国31カ所(The 31 Places to Go in 2010)を選定し、スリランカ、アルゼンチン・パタゴニアのブドウ畑に続き、「2010世界デザイン首都ソウル」を3位に挙げた。


      ニューヨークタイムズ紙は、「デザイン・マニアたちはソウルを目指している」としたうえで、ソウルは魅力的なカフェやレストランだけでなく、立派なアートギャラリーや世界的なデザイナーブティック、ファッション名所などを楽しむことができる都市で、世界のデザイン・マニアたちはソウルに魅了されていると紹介した。


      特に、ニューヨークタイムズ紙は、ソウルが2010年世界デザイン首都(World Design Capital)に選ばれたことに注目し、WDCのホームページ(WDC2010.seoul.go.kr)についても言及した。


      また、「ソウルでは今年1年間、多彩な展示会とイベントが繰り広げられる予定で、9月17日から10月7日まで開かれる第3回「ソウル・デザイン・ハンマダン(Seoul Design Fair)」は、世界デザイン首都のイベントのハイライトになるだろう」として、期待感を示した。また、昨年開かれた「ソウル・デザイン・ハンマダン」は、250万人が参加し、盛況となった」と説明した。



      世界デザイン首都を通じたソウルのマーケティング…141のデザインイベントの開催、企業との共同マーケティング


      ソウル市は、2012年まで続く韓国訪問の年が始まり、世界デザイン首都の行事やG20金融サミットなどが開かれる今年を、世界的な影響力を持つメディアのニューヨークタイムズ紙がソウルを行くべきところとして推薦したことをきっかけに、世界舞台でソウルの魅力を披露し、観光客を誘致する絶好のチャンスにしていく計画だ。


      ソウル市は、「2010年世界デザイン首都ソウルの年」の1年間、民間部門で開催される行事を含めて141のデザイン行事を計画しており、デザイン業界との共同マーケティングによって、デザインに対する市民の関心と参加を拡大していく方針だ。


      141の行事のうち、ソウル市が主催する行事は、WDCソウル2010前夜祭および市民祭り、WDC世界デザイン都市サミット、ソウルデザイン資産展、ソウル・デザイン・ハンマダンなど51の行事で、それぞれの日程で年中開催される。


      現在開催中の「世界デザイン首都、ソウルの物語」は、1月17日まで観覧することができ、1月8日に開幕した「ソウル・デザイン資産展」は、3月7日(日)までソウル歴史博物館で観覧することができる。ソウルの600年にわたるデザインの歴史を3Dホログラムやメディア、映像物など先端IT技術で表現したこの展示は、ソウルのデザインの伝統と価値にスポットライトを当て、ソウルのデザインのアイデンティティと優秀さを世界に発信するきっかけになるものと期待される。


      また、2月23日~24日には、世界デザイン優秀都市の市長を招請し、世界のデザイン政策をベンチマーキングするWDC世界デザイン都市サミットを開催する予定だ。ここでは「都市、デザインによって跳躍する」をテーマに、デザインによって都市を発展させるための多様な方法について議論する予定で、会議の結果は今後ソウルのデザインを通じた都市発展政策に反映させていく予定だ。


      また、9月17日(金)から10月7日(木)まではWDCソウル2010のメイン行事、「ソウル・デザイン・ハンマダン2010」が、「みんなのためのデザイン(Design for All)」というテーマで蚕室(チャムシル)総合運動場で開かれ、7月には国内外の新進デザイナーを対象にした共同デザイン・ワークショップ・プロジェクトであるインターデザイン・ワークショップが、5月5日(水)子供の日には子供デザイン創造力キャンプが開かれるなど、多彩なイベントが用意されている。


    • 世界デザイン首都(WDC; World Design Capital)とは?


      国際産業デザイン団体協議会(Icsid、The International Council of Societies of Industrial Design)が、デザインで優れた成果を上げている都市やデザインを通じた発展を目指している都市を対象に、国際コンペを経て選定し、与える資格。


      2008年にイタリアのトリノ(TORINO)市がモデル都市に選ばれ、2007年10月にサンフランシスコで開かれたIcsid総会で、ソウル市が初めて都市間の公式コンペを経て2010年世界デザイン首都に選ばれた。2012年の世界デザイン首都はフィンランド・ヘルシンキに予定されている。


    • ソウル・デザイン資産とは?


      ソウルが持っている優秀な文化・歴史・都市環境のうち、現在と未来の価値として継承すべきものをデザインという観点から再発見、再解釈して選定したもので、昨年7月に代表的な資産51件を最終的に選定した。
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